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他人のモノになった、あの娘
官能リレー小説 - 若奥さん

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他人のモノになった、あの娘 152

そうなることを期待されていたのなら、こっちも何とかするしかない。

「あとは大輔くんにお任せということで」
「頑張ってね」

未来と絵梨香にも背中を押される。
2人が部屋から出ていき、僕と佳織の2人だけが残された。

「あの……お願いします」
「はい…とりあえず、移動しようか」

移動した所は休憩室。
改装後、ここも大幅に手を入れ、まるでラブホのような感じになっている。
勿論、みんなにすこぶる好評である。

だが、普通のオフィスにこんな場所があるのを見て佳織は固まる。
これが普通の反応だろう。

「こんな所で性欲を発散させないと生きていけない子が多いのさ」

僕の言葉に大きく息を吐く佳織。

「坂東の息子は、美緒達を毎日毎日・・・何人もで悶え狂うまで犯してた・・・そしてみんな男無しで生きれなくなった訳さ」
「そんな・・・酷い・・・」

佳織も想像できたんだろう。
坂東の親父にレイプされた訳なんだから。
その坂東の親父は、正妻を孕ませるだけでは飽き足らず、佳織に美緒を孕ませ、萌の母も孕ませていた。
千秋の調べでも、この親父も息子と同じく女の子を襲って数十人孕ませているみたいだった。
しかし、町の有力者と言う事で全て揉み消してきた訳だ。

呆然と座る佳織の隣に座り、彼女の震える肩を抱き寄せる。
身を固くする辺り、僕にも緊張感が伝わってきた。

僕もいつもと違う空気に緊張している。
これは処女だった愛海を抱いた時とはまた違う緊張感。
坂東の父親に犯されたとはいえ、その後は新たな家庭も手に入れそれなりに幸せな暮らしをしてきたごく普通の女性なのだ。

「ここにこうやって来たからには、今までの私は捨てるつもりでいます」

小さな背中と震える声。
しかしその中に佳織の覚悟が垣間見えた。

佳織が覚悟を決めて服を脱いでいく。
下着は色気の感じないベージュのもの。
僕からすればもっと年上の着るイメージがある。
ここにいる子達はもっとセクシーだったり、お洒落だったりしたから、むしろ新鮮に感じてしまった。

しかし、胸のボリュームが凄い。
美緒も愛海の次ぐらいに大きいが、間違い無く佳織はそれより大きい。
爆乳の子揃いで慣れてはきたが、このサイズは久々の大物だ。

そんな佳織の下着姿を見ながら、僕の方は既に裸だ。
佳織もそんな僕を見て身震いする。
それは期待ではなく、恐れみたいだ。

「凄い・・・逞しい・・・」
「坂東の親父を思い出すかい?」
「・・・かも・・・しれない」

坂東の親父の方が息子共々大柄でアレもデカいと言うのは聞いている。
でも僕も少しは鍛えてるし、肉棒も巨根とまではいかないが並以上だとは思う。
でも、もしかすると逞しい男にトラウマがあるのかもしれない・・・
そう思いながら抱きしめると、佳織は少し震えていた。

「大丈夫。佳織を傷つけたりはしないから」

誰だって会ったばかりの男に抱かれることには不安しかないだろう。それでもできるだけ佳織の不安を取り除けるように努めるつもりだ。

「ああ……」

背後から優しく、豊満な胸を揉み解す。
佳織の口から甘い吐息が漏れる。

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