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他人のモノになった、あの娘
官能リレー小説 - 若奥さん

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他人のモノになった、あの娘 149

奈美恵と由香里の間にあった椅子に座り、恵美子と向かい合う形になると恵美子も嬉しそうに微笑んでくれる。

「大輔さんの話をするとエミ、凄く嬉しそうな顔するのよ」
「いっぱい愛してもらってる証ね」

そう言う奈美恵と由香里も優しく微笑む。

「僕はみんなを愛してるよ。もちろん奈美恵も由香里も」

和気藹々としたいい雰囲気だ。

「ご主人様?大輔くん…どちらで呼べばいいのかしらね…」
「エミが好きなほうでいいよ」

そう僕が言うと、恵美子は首輪を撫でる。
そして床に座り直して言う。

「なら・・・メス犬エミを改めて宜しくお願いします、ご主人様」

記憶が戻ってもメス犬扱いを求める恵美子と和佳子。
外を移動する時のみ最低限の服は着るが、基本は今もそうである通り全裸だ。

「分かった・・・可愛いエミがそう言うならそれでいい・・・これからもよろしくな」

そう返してからズボンを脱いで肉棒を露わにさせると、恵美子は嬉しそうに肉棒に頬ずりする。

「昔はエミって、女子の憧れだったのになぁ」

そんな風に言う由香里は呆れてる訳ではなく優しく笑っている。

「そう言う昔話は聞きたいな・・・3人共同級生だったんだろ?」
「ええ、当時のエミは剣道部のエースで生徒会長で女子からは絶大な人気だったわ・・・副会長のユカとのコンビは『美男美女カップル』なんて言われてたわね」

僕の問いに奈美恵が答えると、由香里は懐かしいわねと笑う。

「因みに私は愛人枠ね」
「ナミは当時からセクシーだったからね」

当時の3人をイメージしてみると…うん、しっくり来るな。

「ナミやユカの大きなお腹を見てたら、私も子供を……って思うんですよ…ご主人様の」
「エミも記憶が戻ったなら大丈夫かなってね」
「そうだね……いずれはね」

「私はまだ前の人の……大輔さんともひとり、ほしいわね。ワガママかもしれないけど」

そんな奈美恵の言葉に僕は奈美恵の大きくなったお腹を撫でる。
この中は僕の子供では無い。
前の男の種だ。
すずとは予定日が半月程の差があるのは、すずの所から叩き出された男が奈美恵の所に転がり込んだからだ。
心底クズな男なのだが、奈美恵は無条件に受け入れて身体も許したんだろう。
世間的にはふしだらな女と言われるかもしれないが、そんな母性とかが可愛くて愛おしい。

「このお腹の中の子も僕の大事な子さ」
「本当に大輔さんは年下感が無いわ・・・私、娘と同じ歳の男の子に甘えちゃってる」

腹に置く僕の手に奈美恵が手を重ねてくる。
そんな奈美恵の幸せそうな笑みがたまらなく可愛い。

「最初の子も、次の子達の時も・・・すずとは同じ男の子を身篭って・・・同じ男の愛を巡ってよく喧嘩したけど・・・不思議と今回は喧嘩にならないわ」

奈美恵もすずも共通して惚れっぽい性格だと自認している。
惚れっぽいし一途で尽くすタイプだ。
そして母娘で本気で喧嘩しても、関係修復できるぐらい仲良い。

そんなところも含めて母娘共に愛おしく感じる。
すずも奈美恵も、このお腹の中の子が生まれて落ち着いてきたらまとめて今度は間違いなく僕の子を孕ませたいと思っている。


母親同士のトークはまだ尽きないようで、僕もしばらく参加して楽しむ。
するとそこに絵梨香がやって来る。

「大輔くん、ちょっといいかな?」
「ああ…みんなごめんね」
「また時間がある時にお話しましょ」

席を離れて絵梨香と共にオフィスに戻る。

「大輔くんに会って詫びたいって方がね」
「そんなまた、いったい誰が」

「ミィちゃんのお母さんよ」

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