他人のモノになった、あの娘 123
絵梨香は首を横に振って言う。
「自分がダメ過ぎるのはもう分かりきっているわ・・・そんなダメな女を受け入れてくれる大輔くんにもう甘えているしね」
「まあ、甘えてくれるのは嬉しいけどな」
そう言ってバイブを絵梨香から抜く。
絵梨香は微笑むと股を開いた。
「可愛いな、絵梨香」
「ふふ・・・そんな風に言ってみんな虜にしてきたんでしょ・・・当然、私も虜になるけど」
キスをして挿入。
絵梨香から甘い声が上がった。
絵梨香の膣はこなれ具合がいい。
締め付けはそこまで強くないものの充分あり、肉棒を這いずるような感触の膣壁はなかなかにいい。
これは夜の店でも人気が出ただろうと思う。
そして、上野が虜になったのも理解はできる。
未来とはまた違う良さだが、そういう違いを楽しめると思えるのも、アイツと僕は同類ってことなのかな、とも思ってしまうが。
「んんんっ……いい、大輔くんのすごくいいわ…っ!」
「ああ、僕も凄く気持ちいいよ」
「ああ、もっと激しいの頂戴…アイツのことも何もかも、忘れられるようなすごいの…うぅんぁあっ」
その言葉に僕は彼女の脚を持ってガンガンと突いていく。
「あっ、あっ、これっ、これなのぉぉぉっっっ!!」
激しい突きに絵梨香からは悦びの声。
声のトーンが甘く高くなっていき、表情も卑猥に蕩けていく。
性的なものを普段は感じさせない清楚な美女が、性的なものしか感じさせない卑猥なメスに変わっていく様は見ていてゾクゾクしてくる。
そのゾクゾク感に背中を押されるように、僕のピストンも激しさを増していった。
「凄いぃ!これっ!凄いぃぃっっ!!・・・もっとっ!もっとぉぉぉっっっ!!」
絵梨香の乱れっぷりも凄い。
快楽に脳まで支配され、綺麗な顔が卑猥に崩れきっている。
「あっあっあっ、ああ、凄い凄い凄いいいっ!!」
甲高い声が止まらない。
こちらがより激しくピストンすると絵梨香はベッドの上でビクンと大きく身体を仰け反らせる。
「あああんっ、もう無理っ!イクっ、イクっ、イクうぅうぅーっ!!!」
絵梨香が絶頂する。
そのタイミングに合わせて僕も一緒に到達し、絵梨香の膣内に精液を流し込む。
実に良かった。
こう言う楽しめるセックスは本当にいい。
余韻を少し楽しんだ後、絵梨香がここに来た目的の話となる。
「じゃあ、そのネタで上野はどうにかできるかもしれないのか?」
「未成年淫行で証拠があるし、その本人は戦う気みたい・・・後は親御さんがどう出るかで、それを『水上』先生とお話しようかと」
千秋なのだが、姓が変わってから『水上先生』とあえて呼ばれる事が多い。
普段結構スゴい羞恥プレイしても恥ずかしがらない千秋が、そう呼ばれると真っ赤になるのがみんな楽しいらしい。
「しかし、何度離婚しようが捕まろうが懲りないんだなぁ」
「彼に懲りるって言葉は無いし、女は大概オトしてきたからね・・・ただ、今回の子はちゃんとオトせなかったみたいで、泣き寝入りしないなら訴えまで起こせるかもって話ね」
痴漢もそうだが、強姦とかは泣き寝入りが多い。
隠して、無かった事にする方が後々人生がマシに送れると言う判断をしたり、罪が比較的軽いから復讐される危険がある。