人妻のヒミツ〜新しい快楽〜 6
「さっきお姉ちゃんから私と同い年って聞いてビックリしました」
「あ、うん・・・よくおっさんぽいって言われるから」
「全然そんな感じじゃなく!大人の男の人みたいでカッコいいですよ!」
フォローしてくれたのは彼女の優しさだろう。
外見だけでなく見た目もお嬢様みたいだ。
「学校も近くみたいだし」
「えっ?、どこなの?」
「聖華女子です」
「マジかよ・・・」
学校まで鉄壁のお嬢様だった。
誰もが知っているエスカレーター式のお嬢様学校で、敷地内は男子禁制と言う純粋培養のお嬢様の行く学校として有名だ。
うちの学校で聖華の子と付き合ったらまず武勇伝になるレベルだった。
「そんな学校に行けるのも、お姉ちゃんと旦那様のお陰です・・・」
言い方がちょっと暗い。
あ、そうか・・・
舞彩さんが親に売られたって言ってたから、彼女も多分似たような何かがあるんだろう。
「じゃあ、舞梨花ちゃんも?」
「はい、散々に弄ばれました」
やっぱりそうなんだ。
「だから私達姉妹は・・・」
にっこり笑う舞梨花ちゃん。
「今は反抗期なんです」
なんかにっこり、そう言われましても。
それは反抗期と呼べるレベルなんですかねぇ…
「お姉ちゃんが素敵な人と出会えたって言ってたので、私にも会わせたいって言ってくれて」
「そ、そう?俺なんて……残念に思わない?」
「いえ」
「ごめんねアツくん、勝手に妹呼んじゃって」
そこに舞彩さんがやってきた。
風呂上がりで全裸の舞彩さんは背中から舞梨花ちゃんを抱きしめる。
「本当は姉妹で男漁りでもしようと・・・この宿を2人で予約した訳」
「はい、お姉ちゃんと悪い子になろうって!」
いや、彼女達のされてきた事を考えると悪い子の定義がわからなくなる。
俺がかろうじて分かるのは、発散したいんだろうなって事だけだ。
「でも、アツくんみたいな子と出会えたから予定変更」
ちょっと悪戯めいた笑みを見せる舞彩さん。
そんな表情も何だか可愛い。
「アツくん、舞梨花と結婚前提でお付き合いして欲しいの」
「そうなんです!お願いします!」
「・・・ふえっ?!」
変な声が出た。
ちょっと何言ってるのか分からない。
「でも、旦那さん許すのか?」
「大丈夫よ・・・インポになった当初は直そうと散々に私達を弄んでくれたけど、もう回復しないと解ってから興味すら持たれなくなったしね」
「はい、私達姉妹は十代にして旦那様に可愛がって貰えない悲惨な境遇となったのです」
皮肉なんだろうけど、舞梨花ちゃんがお嬢様的過ぎて皮肉に聞こえない。
「舞梨花とアツくんが付き合ってくれたら堂々と会えるし、色々できると思うの・・・それにね」
意味ありげに笑う舞彩さん。
「旦那は50半ばで持病持ち、姑は80代で最近弱ってきてる・・・だから、私の時代まであと少し・・・」
「そうなればお姉ちゃんは跡取り様のお母様だから、色々と・・・」
悪い姉妹だ。
でも腹黒さは全く感じないのは、多分彼女達に復讐する理由も権利もあるからだろう。
「アツくんが舞梨花を気に入らないなら仕方ないけどね」
「いや、気に入らないどころか、俺には勿体ないぐらいだよ」
正直、処女じゃないとか開発済みとか小さい問題だ。
舞梨花ちゃんは抜群の美少女だし、舞彩さんの話が上手くいくなら俺はまさしく逆玉人生だ。
「なら、早速身体でのお付き合いしちゃってね」
サラっとそう言って舞彩さんは舞梨花ちゃんのワンピースを剥ぎ取る。
「今日はお気に入りの下着にしてますの・・・どうですか?」
どうですかと言われても・・・
俺はしばし舞梨花ちゃんの下着姿を凝視してしまった。
彼女の下着・・・
可愛らしくて確かに彼女の雰囲気にぴったりだ。
ただ乳首の所と股間の所がぽっかり空いてなければだ。
いやなんで、こんな時代なのと俺は困惑して凝視してしまった訳だ。
しかも、股間の部分・・・
よくA Vで見るようなバイブが深く舞梨花ちゃんのワレメに飲み込まれている。
「舞梨花・・・それ咥えっはなし?」
「ええ、ふとしくんお気に入りだから」
にっこり笑ってやや呆れ顔の舞彩さんに返す舞梨花ちゃん。
バイブに名前付けてるとか・・・
何か凄いと言うか、ちょっとだけ興奮する。
「もう旦那様も可愛がってくれないから、ふとしくんが唯一の癒しなんです・・・」
「ま、まぁ・・・そう言う事らしいから・・・アツくん、舞梨花を可愛がってくれないかな?」
「あ、うん・・・俺でいいなら・・・」
困惑する俺とやや引き気味の舞彩さん。
舞彩さんも舞梨花ちゃんのこの行動は予想外だったみたいだ。