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人妻のヒミツ〜新しい快楽〜
官能リレー小説 - 若奥さん

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人妻のヒミツ〜新しい快楽〜 3

キスをして舞彩さんの豊かな胸に手を伸ばすと、俺の胸に置かれた手の上に舞彩さんの手が添えられる。
僕にとっては憧れていたような恋人との逢瀬・・・
だけど、彼女は人妻だ。
その事に少し背徳感を感じてしまう。

「やっぱりキスはいいものね・・・」
「うん、初めてだけど同意見」

心地好さそうな舞彩さん。
一応これは不倫になるのだが、彼女からそれに対する罪悪感とかは感じられない。

「旦那さんとか子供の事とかは大丈夫なの?」
「大丈夫よ・・・一応、跡取りを生んだ母親だから遊ぶお金はたっぷり貰ってるし・・・」

確かに、舞彩さんの車は高級外車だし、ホテルも俺がまず泊まれないレベルの高級なものだ。
そんな金をポンと出せるぐらい旦那は金持ちなんだろう。

「それに、下賤な売女は大切な跡取り様に関わったらいけないんだって」

舞彩さんがそう言って鼻で笑う。
金持ちに金で買われ、欲望を満たし子供を得る為に使われるだけの存在・・・
物理的に裕福でも辛いような気がした。

「お昼にアツくんと海で、お外でいっぱいエッチなことしたけど、凄く幸せな気分になった。もしかしたらそれが普通の恋愛のひとつじゃないかなって思うの」

舞彩さんはそう言いながら俺の顔を見上げた。
瞳が潤んでいた。
年上なのにこんな可愛らしい、しかも人妻だなんて思えない女性に、こんな顔されたら……

「好き、アツくん、好き、大好き!」
「舞彩さんっ!」
唇を重ねる。互いに貪り合うように。

恋する瞳をしてるような舞彩さんは、年上だけど可愛い過ぎる。
そんな可愛い舞彩さんとのキスはひたすらに甘い味がした。
だけど舞彩さんのキスは甘く軽いものから、舌が蠢き始めて俺の唇を舐め、少し開いた俺の口に舌が侵入してくる濃密なものになってきた。
一見清純なお嬢様にも見える舞彩さんだけど、この舌を絡める動きは男を良く知った大人を連想させる。

俺は舞彩さんの舌の動きにされるがままになりながらも、片手で舞彩さんの身体を抱きしめながら、もう片方の手で捏ね回す。

「子供産んだって事は、ここからミルク出していたんですね」
「残念ながらオヤジには吸われたけど、赤ちゃんにはあげれなかったの」

酷い話だ。
男の俺だけど、赤ん坊の頃から取り上げられたら愛情もわかないと思う。
それに旦那だけミルク吸ったって話は何かむかつくものがあった。

「また出るようになった時にはアツくんにも飲ませてあげる」
「いや、俺はいいです。大の男が飲むものじゃないし」

「そう?今はあんなオヤジなんかより、アツくんの事が大好きだよ……わたし」
「舞彩さんが俺と子供作る気があれば考えときますけど」
「うふふっ」

可愛いながらも、時々経験豊富な女らしい顔をする舞彩さんに、ドキッとさせられる。

「アツくんってばおっぱい好きすぎぃ……ずっと揉まれてるっ…」
「舞彩さんの最高過ぎて、今までで一番デカいかも、だから…」

舞彩さんの大きな胸に、どことなく母性を感じていた。
それは俺が、母親からの愛を受けられずに今までを過ごしてきたせいかもしれないと思った。

「舞彩さんって、子供産んでるだけあって母親っぽさがあると言うか・・・まあ、俺はお袋の顔も知らないから感じたままの話だけど」
「そうなんだ・・・私にとって親は金で娘をジジイに売るようなクソだから、自分でも親って何か分からないけどね。

なら、これは多分舞彩さんが持って生まれた優しさなのかもしれない。

「アツくん、高校は楽しい?」
「勿論、父子家庭で鍵っ子だけど気にかけてくれる奴多いし、それ以外でもいい奴多いから楽しめてると思う」
「いいわよねぇ・・・私も高校行ってみたかったわ」

舞彩さんは少し寂しそうな感じで笑う。
俺もそこそこ複雑な家庭環境だったけど、舞彩さんに比べれば自由な分気楽だ。

「アツくんと同じ年の頃は、子作りと称したオヤジに身体を開発され・・・みんなが楽しそうに学校に通うのを見ながら、オヤジの上で腰を振っていたわ」

そう言って舞彩さんは勢いをつけベッドに背中からダイブする。

「男の子と好き同士になって、学校生活送ったり、デートしたり・・・そして愛し合って結ばれる・・・そんな夢見てたんだけどね」

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