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ツイン妻
官能リレー小説 - 若奥さん

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ツイン妻 8

「ああ、イかせてもらうよ、芽衣ちゃんの中に全部出すからね!」
「ああっ!お義兄さんが、お義兄さんのぉ、せーし全部ぅ、出してぇっ!!!」

お互いに意識がシンクロし、一緒に絶頂に達する。
ギュッと最後に強い締め付けを感じた後僕は芽衣ちゃんの膣めがけてありったけの欲望を送り込んだ。

「ああ、来てます…お義兄さんのが、芽衣の中に、ドクドクって、熱いの、どんどん来てる…」
イって恍惚とした笑みを浮かべる芽衣ちゃん。

僕も今までで一番快感だったセックス・・・
芽衣ちゃんの身体にハマってしまいそうだった。



こうして始まった双子との新婚生活。
家に帰ると、大概結衣ちゃんが出迎え、料理の得意な芽衣ちゃんが料理と言うパターンが多い。
結衣ちゃんも料理は得意なのだが、芽衣ちゃんの方が片付けが壊滅的に駄目らしく、掃除洗濯は結衣ちゃん、料理は芽衣ちゃんと言う役割分担に自然となったみたいだ。

そして芽衣ちゃんが料理してる間は、僕と結衣ちゃんはリビングでスキンシップ。
結衣ちゃんをソファーで抱きしめながら、あれこれ話すのが恒例になってきている。
エッチは禁止の結衣ちゃんだが、ハグやキスはOKなので、こう言う夫婦の時間は積極的にする。
そうしないと結衣ちゃんとは寝室が別なのでスキンシップできない事になってしまうからだ。
逆に芽衣ちゃんとは同じ寝室なので、寝室以外はエッチ事は禁止にしている。

「そう言えば、結衣ちゃんは芽衣ちゃんの事をどれだけ知っているの?」

当然沸く疑問をこう言う時にぶつけてみる。

「私達の両親は中学生の頃に離婚して、私は父に芽衣ちゃんは母に引き取られています・・・そこからお互い成人して再会するまでの間の事を全て知ってる訳ではありません」

双子の違いはそう言う境遇の違いからか・・・
2人の両親は共に既に亡くなってるから、離婚に至った理由や2人が別々に引き取られた経緯は分からない。

「私は芽衣ちゃんに比べて恵まれた生活でしたし・・・芽衣ちゃんによると、私は世間を知らなすぎて危なっかしいとか」
「あー、うん・・・結衣ちゃんは世間知らずと言うか育ちがいいんだと思うよ」

結衣ちゃんは確かに育ちの良さを感じる。
父親に大事に育てられたんだろうと見ていて分かる。
多分芽衣ちゃんも、もう少し慣れたらその辺りの生い立ちも語ってくれるかもしれないが、結衣ちゃんと比べてまともでない環境で育った気はしてる。
それは結衣ちゃんも同じく感じたからこそ、こうやって同居を求めたのかもしれない。

「芽衣ちゃんもきっと嶺さんのこと、大好きになると思います。時間はかかっても、姉妹で頑張っていって、嶺さんを支えていきたいって思ってます」
「ああ、ありがとう。それはすごく感じるよ」

まあ、すでに濃厚に絡み合って、芽衣ちゃんの愛ってものは十分感じてるから、大丈夫だと思う。

「お義兄さーん、結衣ちゃーん、晩御飯できたよー」
キッチンから芽衣ちゃんの明るい声が響く。
3人で食べる夕食はとても美味しい。

いや、芽衣ちゃんが作っているから旨いと言うのもある。
純粋に料理の腕がいいのもあるけど、何と言うか相手に美味しく食べて貰いたいと言う工夫が凄いのだ。
特に味付けは僕の好みを既に把握してる上に、バランスまでちゃんと考えられている。
1人暮らしが長い僕は料理もできるが、やっぱり食事は偏りがちで野菜が少なく炭水化物や肉が多かったけど、芽衣ちゃんはその辺りのボリューム感は減らさずにバランスの良い献立をしてくれてる。
だから結衣ちゃんもそれを参考にしてるみたいだ。

そんな食事を終えると、結衣ちゃんがコーヒーを淹れてくれる。
だけど、2人分のコーヒーと共に僕達はキッチンからは追い出される。
いつもそうだが、後片付けを芽衣ちゃんが「夫婦で楽しんでなさい」とばかりに追い出すから僕と結衣ちゃんはしていない。
僕達もやるよと言っても、いつも追い出されるのだ。

「キッチンは芽衣ちゃんのテリトリーにされちゃいましたね」

結衣ちゃんがどこか残念そうに笑う。

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