PiPi's World 投稿小説

ツイン妻
官能リレー小説 - 若奥さん

の最初へ
 2
 4
の最後へ

ツイン妻 4

身体の感想を言う前に、絆創膏を見て「怪我?大丈夫?」って聞いてしまった自分はちょっと間抜けだった。
その問いに意味ありげに唇に人差し指を当てた芽衣ちゃんが「秘密でーす」なんてお茶目な表示でサラッと返されてしまった。

「芽衣ならどんなプレイでも可能だから、色々試してみていいですよ」

そんな事まで言って芽衣ちゃんが笑う。

「ただ、結衣ちゃんに変態プレイはやめて欲しいです」
「それは分かっている・・・と、言うかそこまで変態的なプレイの知識は無いから」

あっけらかんと話す芽衣ちゃんは、確かに汚れの無い結衣ちゃんに強い憧れは抱いているみたいだが、特に自分の身体やら性癖やらは嫌っていない風だった。
それどころか、ズボンの上から僕の股間を撫でてうっとりとする辺りは、本当に肉便器志望と言うのが嘘でないぐらいエッチに見える。

そして芽衣ちゃんに触られて僕の股間はもう態勢万全といえるくらいに膨らんでいる。

「お義兄さん、もうここパンパンになっちゃってます」
「そりゃ、芽衣ちゃんに触られたらね」
「嬉しいです。脱がしていいですか?」
「ダメと言ってもやるでしょ」
「ふふふ」

そう言ってスルスルとベルトを解きズボンを下ろしていく芽衣ちゃん。本当に手馴れている感じだ。

もしかして、結衣ちゃんに悪い男を掴ませないように芽衣ちゃんが自分の身体を犠牲にしてきたのだろうかと一瞬考えてしまう。もしそうだったら、僕は選ばれし男なのかもしれない。

そうこうしている間に、僕はパンツまで脱がされてしまう。

「ふふ、立派ですね」
「ま、多分人並みだと思うけどね」

顔を覗かせた肉棒に、芽衣ちゃんが笑みを浮かべる。
可愛らしい笑顔なのに、どこか肉食獣をれんそうさせてしまうのは多分芽衣ちゃんが手慣れてるせいだと思う。

「大きさは平均以上だし、形の良さと硬さは素晴らしいですよ」

無理矢理じゃなく、褒めるべきポイントを心得て言える辺り、水商売的なうまさを感じる。

「まるでソムリエみたいだね」
「そうですよ。芽衣はオチ◯ポソムリエですから」

得意げにそう言う芽衣ちゃんが胸を張って見せるのが何だか可愛らしくもある。
お互い楽しげに笑い合うが、芽衣ちゃんの手は僕のモノをしっかり握っている。

「これだけ立派だと・・・きっと初夜で結衣ちゃんは痛くて泣いちゃうんでしょうね」

不意にそんな話を口にする芽衣ちゃん。
どこか、遠い目でうっとりしているようにも見える。

「痛みに悶え泣く結衣ちゃんを、お義兄さんはガツガツ突いて・・・血の混じった精液を膣内にブチ撒けるんですね」

うっとりとしながら僕と結衣ちゃんの初夜の光景を妄想してるらしい芽衣ちゃん。ものすごく危険な香りがするんだけど、それに関しては僕も同類かもしれないから、何も言わない。

「最初は痛がっていた結衣ちゃんですが、次第に甘い声で喘ぎ始め、お義兄さんのがもっと欲しい、とせがんできます。そして最後には大好き、って言ってイッちゃうんです。結衣ちゃんの膣はお義兄さんの精液で満たされ…最高の初夜です。芽衣はそれを見ているだけで幸せになれるはずです」

僕のモノを掴んでゆっくりしごきながら、うっとりとそう言う芽衣ちゃん。
それはうっとりを通り越して蕩けきった顔と言った方がいいかもしれない。
こう言う表現でいいのか分からないけど、芽衣ちゃんは結衣ちゃんを崇拝してるように感じた。
最初は恋なのかと思っていたが、それもしっくりこない。
芽衣ちゃんが使った天使と悪魔と言う表現から考えて、それは崇拝だと推測した。
その崇拝もどこかアブノーマルな感じで・・・
危険な香りが漂ってしまう。

「もしかしてさ、芽衣ちゃんは余り幸せな初体験じゃなかったかな?」
「はい、でも芽衣の事はどうでもいいんです」

やっぱりこんな身体だけにそんな気もした。
だから余計に憧れが募ってやや暴走気味なんだろう。

SNSでこの小説を紹介

若奥さんの他のリレー小説

こちらから小説を探す