だが、梢がそんな表情を出来るのも一瞬のことだった。
机につっぷす梢のお尻を鬼竹ががっしりと掴んだのだ。
「絵里ちゃんも梢ちゃんを抑えるんだよ」
正直、鬼竹の力に梢は逆らうことが出来ないので、絵里が手伝う必要など無い。
これは絵里の心を屈服させるためだ。自分に逆らえないことを絵里の心に刻み込もうとしているのだ。
そして、鬼竹の目論みも理解できず、絵里は従うほかに選択肢は無かった。
「さて、梢ちゃん。いくよー」
そうして、鬼竹は梢に挿入する。
「ひっ、ひぎぃぃぃぃぃぃ！？」
梢が絹を引き裂くような悲鳴を上げる。