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ヒメゴト-神童性日記。
官能リレー小説 - ロリ

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ヒメゴト-神童性日記。 16

麗華ちゃんはもちろんOKしてくれた。
それで今も一緒に水着を買いに来ているのだ。

「どうせならみんなで大胆に行こうか」
「うーん…ちょっと恥ずかしいかも」
聖羅ちゃんはモデルみたいでスタイルもいいからビキニは似合うだろう。
麗華ちゃんは日頃エステにも通ってるらしいからお肌がきれいだ。

私も、この胸だから着てもいいのかもしれないけど、せんせぇ以外には正直見られたくないから、とても複雑なのだ…

「ねえ可憐、こんなのはどう?グラマーな可憐によくお似合いだよ」
そう言ってエリカちゃんが私に勧めたのは、上下共に布地の面積が幾らか小さ目の真っ赤なビキニだった。
「そんな…大胆過ぎて恥ずかしいよ」
「だからいいんだよ。可憐は普段おとなし過ぎるから、偶にはこんなので大胆に決めてみるといいよ」
「そうよ可憐」
「思いきって決めてみなさいよ」
エリカちゃんばかりか、聖羅ちゃんや麗華ちゃんからも強く勧められ、私はその大胆なビキニを買うことにした。
エリカちゃんはスカイブルー、聖羅ちゃんは濃厚なピンク、麗華ちゃんは純白と、私と同様、小振りで大胆なビキニを選んだ。
由梨絵ちゃんはというと、鮮やかな黄色のビキニを選んだけど、布地の面積は通常の物だった。

翌日、私たちは麗華ちゃんのお姉さんの運転する車で別荘へ向かった。麗華ちゃんのお姉さんは愛華さんという二十歳の大学生で、自動車を運転できて、お料理も得意とのことだ。
カーラジオから女性歌手の歌が流れている時だった。
「これ…歌ってるの、舞島可憐よね!」
麗華ちゃんが言うと、
「そうね!舞島可憐の歌だわ」
正面を向いて運転しながら愛華さんが言った。

「可憐のお父さんって、舞島可憐とは高校の同級生だったって言ってたわよね」
麗華ちゃんは私に尋ねるように言った。

私の父は、歌手の舞島可憐さんとは高校時代のクラスメイトだったと聞いたことがある。その頃の舞島可憐さんは抜群の人気を誇るスーパーアイドルだったそうで、父もこの人のファンだったとのことだ。
私の“可憐”という名前はこの舞島可憐さんにあやかったとのことだ。

有名な人の名前を付けられるというのは嬉しい気持ちもあるがこの舞島可憐さんと言う人は本当に美人さんだから、私なんかが同じ名前でいいのかと思ってしまう。

その舞島可憐は高校卒業から数年後ある有名な映画監督と結婚し人気絶頂のさなか突然芸能界から引退したという。当然、父も非常にショックを受けたそうだ。
舞島可憐には2人の息子がいて、長男は俳優、次男がロックバンドのボーカルとなった。そして舞島可憐自身も再び芸能界に復帰することになる。それが3年前の話だ。


窓の外をずっと眺めていると、一面に青い海が広がってきた。
風は穏やかで、あまり波は立っていない。
空は一面の快晴、とはいかなかったが曇っているおかげでビーチにいる人はそう多くはない。
あまり目立ちたくないので、私にとってはよかったかな…

車は別荘についた。
「綺麗なところだね」
「もっと天気が良ければ、さらに綺麗なんだよ」

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