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ヒメゴト-神童性日記。
官能リレー小説 - ロリ

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ヒメゴト-神童性日記。 12

「そう簡単にいくものなのか?」
「私もわかりませんけど、麗華ちゃんがきっと、何とかしてくれると思います」

どこか後ろめたい思いもする。
でも、せんせぇのことが好きだから、ずっとせんせぇと一緒にいたいから、思い切った話をしてみたわけだ。
麗華ちゃんは優しいから、きっとOKしてくれるはずだ。
私とせんせぇの関係は、みんな知っていて、応援してくれているから……

「ちょっと考えさせてくれ」
「はい。いつまでも、待ってます」


ソファーの上で目が覚めた時、私は一糸まとわぬ素っ裸だった。
「早く服を着ろよ。もうじきお母さんが迎えに来るだろ」
裸のままの格好で紅茶を飲む私に向かってせんせぇは言った。
「そ、そうですね」
せんせぇに言われ、私は紅茶のカップを机に置くと、脱ぎ捨ててあった衣類の中からパンティーを手に取った。

「すみません。娘を迎えにまいりました…」
私がパンティーを履いているところへ、突然、部屋のドアが開き、母の里菜の声がした。
「マ…ママ…」
部屋に入って来たママは、パンティー1枚しか身に付けていない私の姿をジッと見つめた。


「あらあらあら、大変失礼いたしました」
にっこり微笑んでまたドアを閉める母。
そんな反応に私は一気に体温が上がって、たぶんせんせぇには真っ赤な顔しながら服を着直す姿をずーっと見られていたはずだ。

「お、おまたせっ」
「ふふっ、もっとゆっくりしていて良かったのよ?」
「い、いいからっ」

母の腕を引いて、私はせんせぇにバイバイもしないで母の車に乗り込むのだった……


帰りの車の中は、いつもとは違う沈黙。
気まずくて仕方なかった。
カーステレオから聞こえる軽快な音楽が、救いなのかそうじゃないのかわからない。


「可憐?」
「…………ごめんなさい」
「あら………どうして謝るのかしら」
「だって……ママにあんな恥ずかしいところを見られて」

申し訳なく、言葉を紡ぐ私。しかし母の反応は、予想とは全く違った。

「可憐にとてもいい人ができて、私はとても嬉しいわよ」
「えっ?」
「私も運命の人に出会ったのは、今の可憐くらいの頃だったなぁって、懐かしくなったかな」

「運命の人って…パパのこと?…」
「ええ。…パパは私が中学生の時の家庭教師だったの…話したことあるわよね」
「うん!」
母は中学生の時、家庭教師に雇われた大学生の父と出会い、勉強を見てもらっているうちに恋仲になったと聞かされたことがある。そして、ファーストキスをし、バージンを捧げたそうだ。
母が中学を卒業し、父が家庭教師でなくなってからも、2人は親に内緒で逢瀬を重ねていたという。そして、母は高校を卒業してすぐに私を身籠もり、父と結婚したわけだ。

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