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完璧お嬢様の素顔
官能リレー小説 - ロリ

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完璧お嬢様の素顔 3

表向きは堅気の実業家だが、裏では麻薬に武器の密売に人身売買と手広くやっている。
2m近い身長に筋肉隆々の体格と刺青、頬には目立つ傷跡と凶悪な面構えだ。
そんな男と香織が知り合ったのも真凛のおせっかいの結果で、香織がロシア文学が好きだという理由でグズネフと引き合わせたのだ。
最初はにこやかに対応していたが、香織にウオッカに飲ませて酩酊状態にした後レイプしたのだ。
香織は泣き叫んだ、涙を涎をたらし名が叫んだがグズネフは気にせず犯した。
その後もグズネフと香織の関係は続いてる。
家も実家からグズネフが買った家に引越しさせられ、今はグズネフとに間に出来た息子とメイドと暮らしている。
グズネフは月に2,3回来日して香織や息子に会いにくる。

今日がその日であり、絶対に家にいなくてはいけない日だ。
さらに香織の胎内は排卵日を迎えている。
そろそろ二人目を望んでいるグズネフは香織の生理日を一番妊娠しやすい日を特定し来日してくるのだ。
今やグズネフの情婦である香織には断ることは出来ないしその気も無かった。
グズネフに対して恋愛感情などなかったが、息子を通じて家族の様な感情を抱いている。
二人目が出来ても仕方が無いと半ば達観しているのだ。
それにロシア語の勉強にもなるし、将来モスクワ大学に留学をするときも便宜を図ってくれると約束してくれた。
未来はどうなるか分からないが、現状にかんしては不安は無かった。

 香織は家で、近い将来のこと、荘厳なモスクワ大学を背に闊歩する自分を思い浮かべて、グズネフを待つ。
 夕方、チャイムが鳴った。
 「ドーブリ ベイチェル(こんばんは)」
 ドアの向こうからグズネフの太い声が聞こえる。
 「ドーブリ ベイチェル」
 香織は答えて、ドアを開けた。

 「オー カオリ! マヤ プリリエースナヤ カオリ!(私の可愛い香織!)」
 グズネフは、ドアが開くやいなや、香織を折れるくらいに抱きしめた。
身長が150センチぐらいしかない香織がグズネフに抱きしめられると、足が付かず抱っこされるようなかたちになる。
力強く抱きしめられると、香織はグズネフの体臭に包まれる。
最初は嫌悪感しかなかったが、今では逆に心地よさを感じるようにまでなっていた。

(森のクマさんが本当にいたらこんな感じかしら)

しばらくしてグズネフは香織の頬にキスをし、香織もお返し頬にキスをした。
香織を放すと次に息子のミハエルを抱き上げる。

「ミーハ、お前も元気にしてたか」

グズネフは優しく抱き上げキスをする。

見た目はごつい、厳ついイメージで、且つ第一印象と初めてのときはそれこそ最悪な形で始まった関係だが、日に日にそんなものは過去のものだと香織は感じるようになった。

確かに彼はマフィアの人間かもしれないが、自分に見せる表情は純粋な青年…
それは息子が生まれてからひときわ目立つようになった。
今ではそんな姿に愛おしささえ感じるかもしれない。

「お食事の準備、出来てますよ」
「ああ、そうだね…ありがとう」

グズネフの日本語も、会うたびに上達していた。

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