小学生の魔法少女 14
程なくして、上空から華やかな衣装を身に纏った数名の魔法少女達が現れ、人だかりの上空でステッキを振りかざし、煌めく不思議な光を放つと、多くの人達が光に包まれる。
光が消えると同時に魔法局の魔法少女は何処かへと消える。周囲の人達は何も無かったかの様に笑いながら、浜辺へと歩き始める。
その光景を見ていた魔法少女達はホッと胸をひと撫でする。
ーーーその日の夕刻。
ホテルの寝室に戻ったアスカは、気難しそうな表情のジルを見て声を掛ける。
「どうしたのジル…貴方ちょっと変よ?」
「アスカ…悪いことは言わない、今直ぐにここから逃げろ。僕達はかなり危険な所にいる!」
「何でそう思うのよ?」
アスカとジルが話していると、大浴場で身体をさっぱりして来たユイとカホが寝室に現れた。
「あら…何を話していたの?」
「ん…何かジルが変なのよね?」
「ヤバイぞ…かなりヤバイ…」
ジルが震えながら飛び上がり、少女達の上空を旋回する。
その時だった、ふと…カホが寝室の扉に目を向けて何かに気付いた。
「あれ…ミホちゃん?」
少し不思議そうな声でカホが呟き、アスカとユイが出入口に目を向けると、確かにミホが扉の目の前に立っていたのだが…その姿が異様だった。
彼女は全裸だった。目は虚ろで、彼女の股からはトロリ…と分泌液が垂れている。
まるで、ついさっきまで身体弄りしていたかの様な光景だった。
「ちょ…ちょっと、ミホちゃんどうしちゃったのよ」
「フフフ…彼女の耳には君達の声は聞こえない」
背後の闇から声が聞こえた。よく見ると彼女の後ろに立っていたのは昼間の男性、タケシだった。
「あ…貴方、一体何者なの!」
ユイが大声で言う。
「ああ…自己紹介がまだだったね、僕は死魔野武と言うんだ、よろしくね」
その名前に皆は一瞬ザワッと震えた。
「え…どう言う事、昼間の倒したアイツが死魔野では無かったの?」
「彼は、偽物…言うなれば、君達が戦った者は、本来なら君達の仲間だった者だよ。僕が彼を洗脳させて君達に戦わせたのさ。すっきりしただろう。見た目キモオタ野郎を倒せて」
死魔野が薄気味悪い笑みを浮かべながら、ミホの後ろからゆっくりと、自分のオモチャに成り掛けている少女の頬を指で撫で回し、幼い彼女の乳首を指先で弄り回す。
洗脳されて意識が薄れていても、少女としての本能が残っているらしく、ミホはピクン、ピクン…と反応を示す。
彼女は本能で自分の指で幼い肉ヒダに指を押し込み、自ら股から溢れ出る分泌液の量を垂れ流す。
「ミホちゃん、魔除けのヘソピアスはどうしちゃったのよ?ずっと付けたままでいるように言われてるのに…」
アスカやユイ、カホ、ミホは、淫行魔法から身を守る魔除けのヘソピアスを瑠花から渡されて、ずっと装着したままでいるようきつく言われていた。
だからこの時、アスカもユイもカホも魔除けのヘソピアスをちゃんと付けていた。
ミホの目は虚ろで焦点が合っていない状態でアスカ達の前に立っている。死魔野は薄気味悪い笑みで彼女の頬を指で軽く撫でる。
「み…ミホちゃん、しっかりして!」
ユイが叫んだ。
「無駄だ、いくら叫んでも彼女にはお前達の声は聞こえない」
「くうぅ…貴方、一体彼女に何をしたのよ…」
「私は特に何もしていない、ちょっと魔術は用いたりはしたけどな…こんな感じに」
死魔野は、彼女の前髪を上げた。小さなシコリ見たいな形の生き物が、ミホの額にくっついていた。ピクピク…と小さな生き物は蠢いている。
「ミホちゃんを、それで洗脳したのね!」
「洗脳…いや、これは彼女が眠っているメスとしての本能を呼び覚ましただけだよ。彼女は魔鬼村に調教されたおかげで、日夜オナニーしまくりの日々だったんだ。コイツは本能で男のモノが欲しくてたまらなかったんだ。だから僕が先月家庭教師として彼女の顧問してからは、親に内緒でベッドの上で性教育の毎日だったさ。全く驚きだよ…ガキでもアッチは大人顔負けなくらいに激しかったから…」
死魔野は笑いを堪える様な表情で話す。
「それ以上話すな外道め!」
カホが怒りを堪えながら叫ぶ。