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小学生の魔法少女
官能リレー小説 - ロリ

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小学生の魔法少女 13

アスカの言葉に、他の少女達が返事をする。

「それー!」
「ヤアー!」

4人の巨大なエネルギー波が死魔野目掛けて放たれる。

ドーンッ!

巨大なエネルギー波によって、地響きと共にピンク色の煙が立ち上り、海岸には大きな穴が出来上がった。

「フン…口ほどにも無いわね」

カホが勝ち誇った様な笑みを浮かべながら言う。

「それほど危険では無かったわねジル…」

アスカは自分の肩に乗っているジルを見て言う。

「気を付けろ、ヤツはまだ生きている」
「え…?」

その瞬間、魔法の光のに包まれた触手が突然現れて、4人の少女の体に巻き付いた。

「キャ!」

両腕も巻き付けられて身動き出来なくなった少女達は、上空に吊るし上げられる。

「ウヒャヒャ…ロリ魔法少女お持ち帰り〜!」

魔法の触手は死魔野の体から現れていた。

「き…きさま…」

苦しみながらミホが死魔野を見て言う。

「今夜から毎日、1人ずつ変わりばんこに可愛がってやるね」

薄気味悪い笑みを浮かべながら、小太りの男性に捕まえられている悔しさに震えている少女達。

「コイツー!」


ジルが使い魔の姿に戻りアスカの肩から離れ、死魔野に向かって飛ぶ。

「フン、うるさいハエめ」

死魔野は地面の砂を軽く掴み、ジルに目掛けて投げつけた。砂はジルの体に巻き付いて固まる。

「ウワッ!」

身動き出来なくなったジルは、そのまま地面に落下してしまう。

「ウウ〜…」

ジルは必死にもがくが、相手の魔力が強すぎて、身動きが出来なかった。
その時…別の場所から魔法の光が現れて、死魔野目掛けて放たれる。
彼は、直前の場所で身を交わした。

「何だァ〜?」

振り返ると瑠花が魔法少女の衣装を着て立っていた。

「瑠花ちゃん…」

薄れゆく意識の中でアスカは、先輩魔法少女が来た事に安堵したのか、意識を失った。

「皆、今助けるから待っていてね」
「フン、ガキが…俺に敵うとでも思っているのか?」

死魔野は、そう言うと激しい魔法術を放つ。

ボーンッ

強烈な音と閃光と同時に、強い威力が瑠花を押し倒す。

「クッ、何て言う力なの…」

そう思う間も無く、瑠花は直ぐに上空へと逃げ出した。
彼女が飛び去った直後に、魔法の触手が数本地面に突き刺さる。

「チッ…」

死魔野が悔しそうに上空を見上げた。

「喰らえー!」

瑠花は上空から魔法攻撃を放とうとする。その時だった、死魔野が自分の前に吊るし上げられて意識を失った4人の少女を盾にした。

「さあ…俺を攻撃出来るかな?俺を攻撃すると、この子達も一緒に犠牲になるぞ」
「うう…卑怯者め…」

大切な友達を前にさせられて戸惑う瑠花、彼女が判断に迷っている時だった、ビュウーと、音共に死魔野から放たれた触手が瑠花に絡み着き、彼女の自由を奪った。

「ああぁ〜!」

僅か一瞬の躊躇いで、攻勢が逆転してしまった。

「ウヒャヒャ…今日は大漁だな」

彼は、嬉しそうな顔で、その場を立ち去ろうとした。

「そこまでにして貰おうか」

彼の側で、爽やかそうな声が聞こえた。

「誰だ?」

その瞬間だった。

ピュッ!

風切り音と同時に、彼の触手が全て切り裂かれ、少女達が落下する。タケシは軽く手を振り上げると、少女達はゆっくりと砂浜の上に落ちた。

「き…貴様!」

死魔野は歯ぎしりしながら、タケシを見る。

「ん…?」

アスカが意識を取り戻して目を開けると、目の前にタケシと睨み合う死魔野の姿があった。

「こうしてやる!」

死魔野が見えない力で、タケシを上空高く持ち上げて、そのまま海へと落下させた。

ズバァッ!

タケシは勢い良く海の中へと沈んで行った。

「あ…ああ…」

アスカは震えながら、その光景の一部始終を見ていた。

「口ほどにも無いヤツめ」

そう言いながら死魔野が後ろを振り返った瞬間だった。

「まだ終わりじゃないよ」
「何?」

死魔野が海の方を振り向くと、タケシは海水で形作られた馬に跨っていた。

「き…貴様ー!」

死魔野は浜辺を移動しながらタケシがいる場所を狙って連続で魔法攻撃を放つ。
その1つ1つの魔法攻撃をタケシは難なく交わし、海水で作られた馬を、飛び跳ねさせる。上空に飛び上がった馬は鳥の形へと変わり、上空を優雅に飛び回る。
その時、タケシは自分の手に魔法の杖を出現させる。
魔法の杖を軽く振ると、杖の先端から火の玉が現れた。

ゴォッー!

ズズンッ…

巨大な火柱が現れ、激しい爆風が巻き起こった。
地響きと轟音に気付いた魔法少女達は、少し離れた場所で凄まじいまでの煙雲に驚く。

「な…何あれは?」
「タケシさんの魔術よ…」

アスカが震えながら言う。
意識を取り戻した魔法少女達が現場付近へと向かう。
そこには忌まわしき死魔野の姿は無く、タケシが立っていた。

「タケシさんアイツは?」

ユイの言葉に気付いたタケシが彼が着ていたと思われる服の切れ端を見せる。

「コレが、現世に残ったヤツの一部分だ」

そう言いながら、タケシの手に残っていた服の切れ端も煙と共に消える。ジルの体に巻き付いていた砂の塊も効果を失い、地面に崩れ落ちた。ジルは自由になるとアスカの肩に戻って行く。
激しい閃光に地響きが起こった為、周囲に人だかりが出来ていた。

「さあて…これをどうにかしないとね」

タケシは周囲を見渡しながら言う。

「大丈夫、魔法局に連絡するから」

瑠花がスマホをてにして、電話を掛ける。

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