やさぐれ少女たちの日常 5
「ちょっとこれ・・・すごいわ・・・」
圧倒されながらも服を脱ぐ実花。
早熟な身体は少女から女へと変化しつつあり、胸も十分に発育したDカップ。
恥毛もしっかり生えており、同級生の中では抜きんでて大人の身体だ。
4人でこれに合わせて、それぞれが秘密に水着を買っている。
実花は迷わず水着はビキニを選んだ。
それも結構布地は小さ目。
背伸びしたい年頃だし、自分の強調したい所が胸だと分かっている。
「お腹・・・ヤバいかなぁ・・・」
お腹周りを気にしながら着替えるのは愛実。
実花についで長身、だけどぽっちゃり体型。
胸はやや大き目なCカップ。
ただ本人が気にする通り、お腹周りはやや豊か。
まぁ、健康的な範囲をギリギリクリアと言った感じ。
そして本人が気にするものの、一番の魅力は豊満なお尻。
男ならまずここに目が行くぐらい、プリプリした大き目の美尻だ。
そして恥毛はしっかり濃いめ。
そんな彼女が選んだのも実花と同じくビキニであった。
「みんなどんなの着てくるのかしら」
菜摘もそう言いながら着替える。
彼女は4人の中では一番小柄で、小学生そのままのかなりの童顔。
胸はようやく膨らみが目立ってきてブラをするようになったAカップ。
全体的に細い身体の幼女体型、恥毛もまだ生えていない。
彼女が選んだ水着はスカート付きのワンピース。
彼女には可愛らしいのが似合うだけに、まさしくぴったりだった。
「この時期に泳げるなんて最高!」
彩夏はスイミング経験者だけに張り切っていた。
実花程で無いが大人びた顔立ち。
胸は綺麗に隆起し始めたBカップ。
水泳をしていただけに引き締まった身体だ。
恥毛は生えておらず、大人びた顔とは対照的。
彼女の水着は慣れ親しんだ競泳タイプ。
かなりハイレグなのは、彼女のちょっとした勝負心である。
4人が着替え表に出ると、西園寺姉妹も同じく出てきていた。
2人共ビキニにボトムがスカート型。
花音は顔つきは幼さを残しているが、胸の膨らみはCカップはありそう。
幸乃に至ってはFカップはありそうな大きさだ。
どちらもスタイル抜群で、実花達が思わず息を飲んでしまったぐらいだ。
(可愛い娘達ね・・・すごくいいわ・・・)
(ええ、お兄様も気に入ると思いましたわ・・・)
4人に聞こえないような囁きを姉妹が交わすが、この姿だけを見ると女にしか見えない。
(アレが立ってしまいそうです・・・)
(ダメよ、我慢なさい・・・)
姉妹、いや兄弟の囁き。
スカートに隠されてよく見えないが、そこに女にはないアレがあるのだろうか・・・
「みんなとても似合う水着ですね・・・無理言って妹についてきた甲斐がありましたわ」
ちょっとはしゃいだ表情で幸乃が笑う。
それに釣られて実花達の緊張も解けてやや普段の表情に戻った。
(皆さん可愛らしいですわ…花音ではないけど、興奮してしまいそうね)
幸乃は4人を見比べる。
身体の成長度に個人差はあれど皆魅力的だ。
「まずはこちらに行きましょうかね」
幸乃が見上げるのは施設内でもひときわ目立つウォータースライダー。
黄色い歓声を上げながらそこに向かう4人。
花音も幸乃との先程の会話が何だったかのようにはしゃぎ、4人の輪に入る。
それを満足そうに見ながら幸乃は5人の後に続いたのだ。
「あー・・・すごいわここ!」
ウオータースライダーでみんなと共にはしゃぎまくった実花。
おトイレに行きたくなり中座。
「ちょっと広くて迷いそうだなぁ・・・」
「私も行くんだけど・・・ご一緒でいい?」
ちょっとモジモジとしながら花音が言うと、実花は破顔して言う。
「勿論!!、一緒にいこ!」
花音の手をスッと握る実花。
何時もの四人だと当たり前に手は握り合うが、花音はちょっとびっくりした表情で実花を見た後、頬を少し赤らめながらも手を握り返してくる。
その表情・・・
不覚にも実花が萌えてしまったのは言うまでもない。
まだ遊んでる3人と幸乃を残して実花と花音はトイレまで行く。
そのトイレの入り口で中を覗き込んで絶句する実花。
トイレと言っても豪華で、こんな所でしていいの的な感じで怖々と美香が入る。
「ここで・・・いいの?」
「ええ、大丈夫ですわ」
今度は花音が先導するように手を引き個室まで・・・