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やさぐれ少女たちの日常
官能リレー小説 - ロリ

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やさぐれ少女たちの日常 1

「…はぁ…マジだりぃ」

夕暮れの通学路を歩く数人の少女たち。
彼女たちは有名私立中学に通う、仲良し集団である。

数ヶ月前の激戦とも呼べるお受験戦争に勝った彼女たちだが、それにもかかわらず内に抱える闇は大きい。
特に家庭環境には。

「勉強しろ勉強しろって…顔合わせればそればっかり」
「近いうちに塾行かされるかも…もうヤダ」
深瀬実花、水内愛美、澤田菜摘、赤羽根彩夏…この4人は小学校から同じ学校に通い、家も近所同士。

いずれも抱える悩みは同じだった。


「じゃあね〜」
「また明日ね!」
実花は親友3人と別れ、家の門を開けた。

鍵は開いている。
「兄貴は先に帰ってるか…」

実花には6歳上の兄がいる。
この春から大学生になった兄だが、教育熱心?な親のお小言も気にすることなく自由奔放な性格で、実花はそんな兄がある意味羨ましくも思っていた。
…そんな兄に、両親が手を焼いて、そのつけが自分に回ってきたとも思い、辛い面もあるのだが。

「ん…」
玄関には兄の靴と、もうひとつ女性モノの靴。
「またか」
実花の両親は共働き。つまりこれは兄の彼女のもの。

兄はよく彼女を家に連れてくるのだが、
「あぁあぁあ〜ん♪」

「…またかよ、あの馬鹿アニキ…しかもこの前と違う女じゃん…」
これも、深瀬家の日常である。

兄の部屋は2階、自分の部屋の隣だ。
「…にしても声がでかい!」
連れ込んでいる女の声は1階玄関にまで届いていた。

「こんなんじゃ上がれるかよ…」
実花は仕方なく、リビングに向かい、カバンを置いてソファーに座った。

「あ〜ん、ああっ、いい〜っ」
まだ声は響いている。

実花はテーブルのリモコンを手に取り、テレビの電源を入れた。
特に見たい番組はない。
ただ、他の音を入れることで少しでも気を紛らわすことができれば…

「あぁぁああ〜ん♪いい〜っ、いい〜っ!!!」
…それ以上に、2階の声は届いていた。

「な、なんなんだよ…声デガ過ぎ…っ!」
憤る実花だが、自然に手がスカートの奥に伸びていく。

「……っ」
そこはもう、しっとりとした湿り気を帯びていた。
「あ、兄貴の馬鹿…ぁ…ぁ…」
こんなことで股の奥が疼くのが恥ずかしい。でも、その手の動きは止められない。
いつしか覚えてしまった快感。

「あぁっ…はっ、はぁあぁあっ!!」
「…何あれ、っ、あんな、にっ…でかい声とか、ありえない…んっ」
言葉とは裏腹に、実花のソコは潤いを増し、パンティのシミを広げていく。

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