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ヒメゴト。
官能リレー小説 - ロリ

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ヒメゴト。 26

…可憐との激しいひと時から3日後。

その日は、俺は戸締りの担当ではなかったので、授業を終えテキストをまとめたらさっさと家に帰った。
「バイバイ、せんせぇ♪」
いつものように迎えを待つ可憐。可愛く俺に手を振ってくれた。


家に帰り、晩飯を食べ終えた頃。
突然、スマホが鳴った。
着信の主は聖羅。

「どうした?」
「センセ、なんか…可憐の様子がおかしいの」
「おかしい?どういうことだ?」

「麗華のところに、『助けて』って…」

「そ、それは…どういうことだ?」
「私もわかんないの…可憐に電話かけたんだけど、もう繋がらなくて…」

聖羅との話の後、塾に電話を入れる…が、まったく繋がらない。
もうすでに戸締りを終えた後なら、可憐は帰宅中…いや、彼女は母親が迎えに…

…?

今日の戸締り担当は、理数系を担当する講師の宇野という男。
小太りでオタクっぽいヤツだが、まさか…

俺はコートを羽織り、大急ぎで車を走らせ、塾に向かった。

…着いたときには、建物の明かりはなく、駐車場に車はない。

「ん…?」
俺が着いたすぐ後に、もう一台車がやってきた。

「先生、可憐は…!!」
降りてきたのは可憐の母親だった。

泣きそうな表情で俺に縋る。
それは可憐によく似ていて、年齢以上に若い…というか幼い。
それでいて娘同様、それ以上の見事な身体だから密着されると股間が不味いことになる。

しかし、今はそれどころじゃない。
「落ち着いてください、お母さん」
俺だって落ち着けない。しかし、ここで乱してしまったら終わりだ。

ヤツも俺と同じ、車持ち。
禁止事項である生徒の送迎と偽り可憐を連れ出したのを見ると、あいつも可憐に気があったのは明らかだ。

「どうしましょう…」
「ちょっと待ってて下さいね」

塾のルールとしてもうひとつ、前日の戸締り担当者が翌日一番最初に来て塾を開ける。
なので今は鍵も何もない。持っているのはヤツだ。

あいにく俺はやつの住所を知らない…じゃあどうする?

少し考え、俺はその住所を知っているだろうこの塾の責任者に電話してみた。

この責任者は年上の男、ちなみに妻帯者で子持ち。
時に授業も教える、まあ頼りになる人だ。

『湯川くんか、どうしたんだ?』
「夜遅くすいません…宇野の住所ってわかりますかね?」

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