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悪魔を孕んだ聖母達
官能リレー小説 - SF

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悪魔を孕んだ聖母達 21

「確かにそうだな…私も少し慎重さを忘れていたようだ。悪い癖だよ、こういうのは…」
カルラも頷いたが、仕方がないという諦観もあった。猟銃くらいしか武器らしいものが無い自分達では、敵対的な生物に遭遇すればひとたまりも無いだろう。
猟師の男達の生存すら疑わしい状況となった今、カルラ達は自分達の生存を第一に考えるという現状最も正しい判断を下すしかなかった。
「じゃあ、とりあえずは小屋に戻って…」
そう言いかけたクリスが、何かを見つけたようだ。
「ねえ、あれ見て!」と指差した先には、黒煙が立ち上っているのが見えた。


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