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悪魔を孕んだ聖母達
官能リレー小説 - SF

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悪魔を孕んだ聖母達 19

彼等から垂れ流される大量の我慢汁がゲンナディーの全身を濡らす。
やがて、黒豹の一匹がゲンナディーの股間の逸物を舐め始める。
「ウグッ!オオォッ!」
ゲンナディーが快感に悶える。
他の黒豹も彼の乳首や陰囊、脇腹などを嘗めて奉仕する。
ゲンナディーもお返しにと、左右に居た黒豹二体の肛門に指を突っ込み、腸内を掻き回す。
「グギャッ!?」
「グガッ…」
突然の刺激に驚きながらも悦びの声を上げる二体の黒豹。そのまま激しく前立腺を刺激してやる。
「ギィッ!グアアアァ…」
ビクンッ!ビクビクッ!
二体の黒豹は白目を剥いて痙攣しながら射精し、同時にゲンナディーはペニスをしゃぶっていた黒豹の口内に獅子の子種を解き放った。
その黒豹はむせながら、必死にゲンナディーの精液を飲み干した。
その後も、ゲンナディーは次々と黒豹達に己の欲望をぶつけていく。
黒豹達もまた、それを受け止めて主への忠誠を示し続けた。
こうして彼等は禍々しい空間で魔物となって交わり続ける事になった。
だがそれは、ある意味では幸福と言えるのかもしれない。
一見悲惨な境遇に見えるのだが、使い捨ての末端の兵士として無為に浪費されるより赤黒い獅子の魔物に変化したゲンナディーに仕えながら黒豹の魔物として生きる方が幸せではないだろうか。少なくとも彼等は、人間では決して味わえない悦楽を得ているのだ。
こうしてゲンナディーは異界の地の住人となり、二度と研究所と関わる事はなかった。



遠くから、虫の羽ばたくような音がして、それから悲鳴や発砲音がして、それから静かになった。

「どうなったのかな?」
「あの異形にやられたのかしら…?」
「何だったの、あれ?」
「わからねえだ。だけんど、もう暗いし今は休んだ方がいい」

カルラ達は異形とゲンナディーを殺したのが、レイラが命と引き換えに産み落とした虫であることを知らない。
日も落ちてきて、外は危ないのでシータの提案通りその日は食事をとって休んだのだった。



その判断は、間違ってはいなかった。
外には虫の大群が押し寄せてきていたのだから…。
グチュ!グチャッ!ヌチョォッ!
すぐ近くまで迫っていた兵士達が虫の餌食になっていることなど、想像すらしないまま彼女達は眠りにつくのであった。
兵士達はゲンナディー達のように虫に食べ尽くされながら、その快楽に酔い痴れる。残されたのは血溜まりの中に転がる何十本ものペニス、どれもがギンギンにいきり立ち我慢汁を垂れ流している。

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