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地球征服物語
官能リレー小説 - SF

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地球征服物語 5

奴は腰を引いて、ペニスを引き抜こうともがいている。だが、俺の中にしっかりとはまり込んだそれは微動だにしない。
俺は自然と足を絡めて、逃さないようにする。
奴の顔は青くなりうろたえ始めた。
「ああ!誰か助けてくれぇ!」
面白い!
コイツがサユリを犯してたのは気に食わなかった。
このままコイツを乗っ取ってやる。
俺は意識して、自分の意識を彼の中に伸ばすイメージを組み立てる。
すると奴の中で、二つの意識が暴れている事に気づいた。
片方は剛強そうなコイツの意識、もう一つは触手だらけの三角錐のような俺の意識だ。
数多くの触手が、奴の意識にまとわりついて、あちこちを溶かして奴の意識の中に潜り込んでいる。

「止めろ!止めろお!」
奴は必死に叫んでいるが、俺の意識はどんどん侵食していく。
「止めてくれぇ!頼むぅ!」
ついに奴は泣き出してしまった。
それを見て俺は、少しだけ申し訳なく思った。意識を乗っ取られるということは奴の人格の死を意味をするからだ。
だから俺は、奴の願いを聞き入れる事にした。
しかし、このまま奴を解放するわけにもいかない。
自由になった途端に、また別の人間を襲うだろう。逆に俺の意識を乗っ取って仲間を増やすかもしれない。
そこで、俺はある事を思い付いた。奴の意識を少しだけ変質させて、俺に従うようにすればいいのではないか?
そうすれば奴は他の人を襲ったりしなくなるだろう。
俺は奴の剛強な意識を三角錐から放たれる触手で包み込むようにしてやる。そして、奴の意識に語りかける。
『俺に従うんだ』
すると奴の抵抗が弱まった。硬い石のようだった意識の塊が脈打ちながら柔らかくなっていく。
「ホッ…ホォッ…」
奴は間抜けな声を出しながら腰をヘコつかせ始めた。それに合わせて意識も奴のペニスそのものの形状へと変化する。
尿道口がパクパクと開閉を繰り返し、そこから大量の我慢汁が溢れ出ている。
それが最後の抵抗だったのかも知れない。激しく開閉を繰り返していた尿道口が俺を受け入れるために開ききる。
グパァ…
音を立てて開かれたそこの奥には、立派な精巣が見える。
俺はそこに自らの意識をねじ込んでいく。
ズブゥ…
意識の触手が侵入していくと、奴の身体がビクンと跳ね上がる。
「おっほぉっ!」
やがて奥まで入り切ると、奴の意識に変化が訪れた。
ドクン、ドクンと精巣が鼓動する度に奴の意識の一部が変質していく。
「ふぉぉぉぉぉぉっ!」
奴はオホ顔を晒しながら、大量射精していた。

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