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GUARDIAN GIRL
官能リレー小説 - SF

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GUARDIAN GIRL 7

……………

そして、僕はとある部屋に案内された。

スチール製の机とベッドがあるだけの殺風景な部屋。

なんでも、『異邦人』と戦うための最初の仕事をするらしい。

「いきなり過ぎて、頭が追い付かないよ…」

僕が愚痴をこぼしていると扉が開き同い年ぐらいの女の子が入ってきた。
「武美リョウト君ね…」

「うっ、うん」

名前を呼ばれて僕は頷く。

「ワタシ、朱音トモエ(あかね)…あのね、誰とでもこんな事するんじゃないからね…」

そういうと彼女は服を脱ぎはじめる。

『ごくっ』

突然の出来事に僕の頭も身体もフリーズしてしまう。

すっスゴいオッパイ…

今まで、グラビアでしか見たことないような大きなオッパイに僕は釘付けになる。

「あんまり、見ないでよ。恥ずかしいよ…それに、女の子がここまでしてるんだから…」

『恥をかかせないで』彼女の視線が僕にそう言ってくる。

ここまでされて理性はぶっ飛んだ。

僕はズボンとパンツを一緒に脱ぎ捨て、彼女をベッドに押し倒した…

「初めてだから、やさしくして…」

顔を横に反らし、壁を見つめる彼女の不安が僕にはわからなかった。

ただ貪るように彼女の身体に手を伸ばす。

そして、愛撫なんて言えるようなものもなく僕は初対面の彼女の処女を奪い。

初対面の彼女に童貞を捧げた。

「痛い、痛い…」

彼女の声がBGMのように流れて僕にはそれが聞こえなかった。

ただ、気持ちよくって、何度も何度も僕は彼女の中で果てた。

僕が幾度目かの射精ののち、我に返ると彼女は目に涙を浮かべて僕の顔を見つめていた。

だけどその瞳には、僕に対する怒りや憎悪の色は無くて。

健気に痛みをこらえ、「優しくして欲しかったです・・・・」と無言のうちに訴えかけていた。

「ご・・・ごめんなさい!!」

正気を取り戻した僕は慌てて彼女に謝罪した。

若さゆえかまだ勃起したままの僕自身を、彼女の中に入れたままで。

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