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GUARDIAN GIRL
官能リレー小説 - SF

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GUARDIAN GIRL 39


「でもさあ・・・・リョウトくんのって、『先端部分の一番太い所』までしか覆ってないよね。」

「うむ、だが戦車隊のお兄さん達の普段のサイズって、今のリョウトのよりももう少し小さかったような。」

涙目になりかけていたリョウトが、一寸誇らしい様な、恥ずかしい様な笑みを浮かべる。

早い話が仮性包○、リョウトの場合、膨張率の関係で包皮の部分が多少伸びてしまっている様だ。
寸法から言えば巨○には遠いが、程々に立派な部類であった。

「んー…記憶が曖昧だが『男子約六割』とかどうとか…。」
チヅルが通販HPで仕入れた曖昧な知識を口にした辺り、又もリョウトがショボーンと項垂れる。

「無問題じゃん!リョウト君!多数決で勝ち組だね!」
ことごとく罪のないトモエの励ましで、リョウトはかなり鬱だ。

いっそ先程のお言葉に甘えて、やんわり断りを入れた上で、今夜の御勤めは休業にしてしまおうか、リョウトの脳内に一瞬そんな気持ちがよぎる。


そしてそれは、リョウトの意志とは関係なく現実となる。


ウゥゥゥゥ!

激しく鳴り響くサイレンがギガンティックの襲来を伝え、三人は出撃準備に取り掛かる。

壁にあるスロープに飛び込み、ユニゾンスーツへの着替えを済ませて、トモエは朱雀、チヅルは青龍に、そしてリョウトはブレインへと乗り込む。


リョウトはブレインの脳内映像とは別、司令室や偵察機とリンクしたサブ・モニターに視線を移す。

映像ではパトロール中の戦車部隊と、スクランブルしたガンシップ(輸送機に戦車砲を搭載した爆撃機の一種)が、ギガンティックらしき敵影に砲撃を加えていた。

AA用と同系列の火砲を装備した機種もいたが、ギガンティックの識別が出来ていない急場だけに、彼らは即応用の多目的榴弾(貫通系と爆裂系の中間)しか積んでいない。

効果的なダメージは与えられず、辛うじて足止め程度の戦況、といった所だ。

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