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GUARDIAN GIRL
官能リレー小説 - SF

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GUARDIAN GIRL 38


何時何分に何所に行き、
何分間何々をして
何時何分に何所何所に○○を使って何所何所に移動。何時何分に到着。
何時何分に××映画館に到着、何時何分から何時何分上映の何々を視聴。
何時何分に○○で食事。
何時何分に何所何所に移動
云々…
さらには購入予定の物とその価格を記入。

予定変更するにも逐次連絡しなければならない。

その行動予定表でSPが行動を計画して、時には修正・規制する。

斑目リサ室長は彼らはそれが仕事だし、連日待機命令を受けて体力練成しているんだから特に気にする必要は無いと言うが、そこまで制限されるとかえって出ることが億劫になってしまう。

ネット通販のように申請すれば買いたいものは届けてもらえるが、それでは味気ない。

三人で街に繰り出してゲームセンターでムで新作を遊んだり、流行のスイーツを頬張ったり、ファッションをあれこれ語ったりしたらこのギスギスした雰囲気も少しは和らぐのではないだろうかと思っていた。

心ここにあらずなリョウトにトモエは表情を曇らせた。

「リョウト。疲れているなら無理しなくていいのだぞ?」

「うん、今日は止めようか」

「え?あ!ごめん!大丈夫だから」
二人が心配している様に疲れている、というよりメンタル要素からだろう、リョウトのペニ○も少々うなだれ気味。
勢いだけで膨張するコンディションではないが、多少の愛撫でもしている内に十分勃起するだろう気配。

「「・・・?」」
「な…何?」
しかし、リョウトはふと、その下半身に注がれる二人の視線に気が付いた。

「なんて言うか…柔らかくなったリョウトくん…。」
「うむ、何か違う気がする。」
二人が何を言わんとしているのか理解出来ず、リョウトは漠然たる不安を抱き、怪訝に目蓋をぱちくりとしばたかせていた。

「固くなってる時は『こう』だよね?」
「うむ。」
トモエが指先でシーツをなぞり、その仕草にチヅルが相槌を打ったていた。

(え?キノコ?それって…。)

「はぅっ!?」
リョウトはその意味を察し、息を詰まらせるように喘いだ。

「あれっ?でも更衣室で見かけた戦車隊のお兄さん達、普段から『こう』だったよ?」
トモエが、無駄に鋭い観察力を示してくれていた。

「うむ、リョウトのは『先端部分を保護するかの様な構造』なのか?」
チヅルが必要以上に具体的な表現で追い打ちをかける。

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