GUARDIAN GIRL 36
「んっ…んん!」
唇が触れ合うだけのキスなのにトモエは感じてしまう。
そのまま、ふたりはベッドに入り裸で抱き合い、貪るようにキスを続ける。
「キスがこんなに気持ちイイなんて知らなかった」
「僕もだよ」
リョウトは右手でペニスを摘むと腰を動かし、トモエの膣に挿入した。
「はぁん…んん?ん、んん…」
ずっと疼いて自分で慰めていた膣に待ち望んでいたモノが侵入してきてトモエは声を上げたが、それはリョウトの唇で遮られた。
トモエはリョウトにキスをしながら抱きしめ、リョウトは胸板に押し付けられ脇にはみ出すトモエのオッパイの側面を揉み、撫でた。
トモエは転がり、跨るようにリョウトを下にすると自分で腰を動かした。
リョウトは胸から脇に手を滑らせ、背筋を伝いお尻を撫でた。
その間も二人は唇を離さなかった。
次第にリョウトも腰を動かし、タイミングが合うようになると二人の動きは激しくなっていった。
腰と腰が激しくぶつかり合い、部屋に肉と肉が弾ける音が響く。
トモエの腕とリョウトに掌に力が入ると御互いの動きが止まり、痙攣した。
普段はどちらかが先に絶頂を向かえ、それに追いつくようにもう片方も絶頂を迎えるのだが、今日はまったく同じタイミングで絶頂を迎えた。
その快感は今まで以上に感じ、リョウトの精液の量も今まで異常だった。
「オチ○チ○が・溶ける…」
「リョウト君、浸みてるの、わかる。私の中に、リョウト君のが…ううん、リョウト君が浸み込んでくる…」
長く続く快感の波が納まると二人は目が合い、照れくさそうに笑みを漏らした。
唇の先で軽くキスをして体を離す。
そこでリョウトは気付き、ガバッと起き上がった。
三人分の荷物とキングサイズのベッドが置かれても広く、いかにも『励みなさい』なこの部屋にお風呂はおろかシャワーも無いことに。
汗だく汁だくになったのに体を流すことができない。
(僕は洗面所で御絞りを作って拭けばいいけどトモエちゃんとチヅルちゃんにそんなことは…。
二人は平気だとか言うだろうけどそんなの…。けどココからシャワー室までは結構遠いよ)