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GUARDIAN GIRL
官能リレー小説 - SF

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GUARDIAN GIRL 3


「そうですね、彼に来てもらわなきゃ彼女たちの努力も無駄になってしまいますしね」

「ああ、自分たちが代わわれるなら代わってやりたいが我々では無理だからな…」

鬼島たちをを乗せた車はリョウトの住む施設を出て郊外の方へと走る。


『新東京基地』

『異邦人』の襲来で壊滅的なダメージを受けた東京郊外に新たに造られた日本の対『異邦人』の要となる軍事拠点である。

ウィン

鬼島を乗せた車が近づくとゲートが開き車を迎え入れる。

「「お疲れ様でした、隊長」」

鬼島たちを出迎えたのは10代半ばぐらいの二人の少女達。

「ん、訓練はどうした?」

「もう、終わりました」綺麗な黒髪を腰まで伸ばした少し気の強そうな少女が答える。

「チヅル君お疲れ様」

「ありがとうございます」
チヅルと呼ばれた少女は当たり前といった様子で返事をする。

「で、トモエ君も終わったのかね?」

「いえ、まだです。でも、私たちのパートナーがどんな人なのか気になって…」

ショートカットのよく似合う元気娘といった感じの少女が答える。

「優しそうな少年だったぞ」

鬼島の言葉にトモエは見た目に不釣り合いな立派な胸を揺らしながら喜び。
一方、チヅルは興味が無いといった様子だ。

「やさしいかなんて関係ないわ、私たちは闘うためにここにいるんだから。それに相手が見付かったって事はしなきゃいけない訳だし…」

浮かれるトモエにチヅルは言う。

「チヅちゃん…でも、ワルい人よりはイイじゃん。どうせ、自分たちじゃ選べないんだよ」

「そうね…」

一瞬、二人の表情が少し暗くなる。

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