GUARDIAN GIRL 14
幼い顔に小さい身体、頭の上では左右に分けた髪の毛がピョンピョンと揺れている。
僕が言うのもなんだけど、どう見てもこんな場所には不釣り合いだ。
「ふぅん、キミが『適合者』なんだぁ」
その子はツカツカと僕に近づくとむんずと股間を掴んできた
「どうだった?トモエのカラダは」
さわさわと股間を撫で回される。
「ちょっと!なんなんだよ!」
ガキんちょのイタズラにしても質が悪い。
「もぅ、冗談冗談。ゴメンね。アタシは斑目リサ(まだらめりさ)、ここの室長よ。ロリロリでカワイイけど実は年上だったりするわけよ。ヨロシクねっ」
リサさんは目元でピースを作りウインクをする。
「で?何の用なんですか、まさか僕のち○ちんを揉むために呼んだんですか?」
昨日のおかげで、突然の出来事には慣れた、こういう人にはこうした方がスムーズに事が運ぶ。
根拠は無いけど僕はそう思ったんだ。
「あら、せっかちね。キミに来てもらったのはキミに色々教えてあげるためよ」
リサさんは椅子を引いて僕を座らせる。
「それじゃぁ、授業を始めるわよ」
本人は女教師のつもりらしいけど、幼児体系のちんちくりんがやっても笑えるだけだ。
「まずは、なんでキミが呼ばれたかについてね」
僕の冷ややかな視線を完全にスルーしてリサさんは続けた。
「昨日、キミ達が戦うのに使ったアイギスアーマー(AA)はね、6年前のギガンティックの残骸から得た技術を使って私が設計開発したのよ」
リサさんは偉そうに胸を張る。
「スゴいんですね」
年上らしいがどうにも生意気なガキにしか見えないのであえて刺のある返事をする。
「スゴいんじゃなくて、スゴいのよ。まあ、いいわ。そんな超天才美少女リサたんでも、くやしいけれど全部を解決出来たわけではないのよ。
『異邦人』の技術はスゴくてね動かすのに必要なものがいくつかつくれなかったわ。そこで!」
リサさんがバンッ!と机を叩く。
「そこで?」
いい加減かわいそうなんで付き合ってあげる事にした。
「キミよ!」
「僕ですか!」
「キミの精液にはAAを動かすのに必要な特殊な因子が備わっていたのよ。まず、AAとパイロットをシンクロさせるための物なのよ」
「つまり、僕がいないと朱雀は動かないって事ですか?」
「そうよ。それは、朱雀だけじゃないわAAは一体だけじゃないから、だからキミにはトモエちゃん以外の娘ともセックスしてもらうわ」