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世界の中心で平和を叫ぶ。第2部
官能リレー小説 - SF

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世界の中心で平和を叫ぶ。第2部 89

「・・・と、このように母乳が出ます。
 スイーツ・ホルスタインはいつもその胸に母乳を溜め込んでいるので、初心者でもすぐに出せるようになりますよ。
 それに当『牧場』の娘たちはみな乳搾りに慣れていますし。
 なんならHしながらされても結構ですよ?」
「す、するかバカッ!?」

啓太は自分の心を読んだかのように言ってくる飼育員の言葉に、ほとんど反射的に反論する。
でも内心ではそーゆープレイもいいなと思ったり思わなかったり。
啓太だって健全な男ということなのであろう。
しかし啓太の寵愛を求める怪人たちが啓太の股間のふくらみを見逃すはずがあるわけない。
飼育員のみならず、鈴や空までもがクスクス笑いながら苦言を呈する。

「フフフ・・・♪啓太様、ご無理をなさらなくてもいいんですよ?」
「そうです。私たちは啓太様の組織の怪人で、ここは啓太様の基地。
 気にするヒトの目などありません。
 何もかも啓太様のお好きにしてもいいんですよ?」
「啓太様のお望みをかなえることこそが、私たちの望みなんですから」

鈴と空の追撃に、啓太は欲望と理性の狭間で大きく揺れる。
ホントに?この10人の美人を乳搾りしながらHしていいの?
まずありえない夢のような現実に、啓太は飼育員・鈴・空の順に目で確認を取る。
啓太命の怪人たちは、その視線の意味を汲み取ると『大丈夫ですよ』とばかりに微笑んだりうなずいたりする。
そして最後に、対象となる10人のスイーツ・ホルスタインたちに確認を取ろうとして・・・無意味だとすぐに気づいた。
そりゃそうだろう。
太ももに垂れるくらい愛液をあふれさせ、期待に輝く瞳で母乳滴る爆乳・魔乳の前で手を組まれたりなんかしたら。
手の前で組む空間が、乳房に侵食されてめり込んでたりしてたら。

「ぜひともヤラせてください」

男としてそう言うしかないじゃないか。
啓太は欲望に屈したその裏でこう思った。
ああ自分ってどんどんダメなほうに流れて言ってるな、と。
『何を今さら』と突っ込む読者諸君の言葉が聞こえてくるような気がするのは、たぶん間違いではないだろう。
そして。母乳を入れるバケツを囲むように円陣を組む10人の爆乳美人が全裸で啓太がやってくるのを今か今かと待ちわびていた。

「それではどうぞ。やり方は今教えたとおりにやれば大丈夫です」
「は・・・ハイ」
「啓太様。緊張なさらず気軽にお楽しみください」
「ふぁいとっ、ですよ。啓太様!」

搾乳目的の、それもギャラリーつきの11Pに、啓太は居心地の悪さを感じつつも啓太は適当なスイーツ・ホルスタインに近寄る。
そして背後からそっと乳房をつかむと・・・。

「あンッ♪」

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