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世界の中心で平和を叫ぶ。第2部
官能リレー小説 - SF

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世界の中心で平和を叫ぶ。第2部 56


トカゲ人間に連れられ、彼女は乱暴にウエイトレスたちの集められた一角に連れて行かれた。
六実は痛みとともに怒りを感じ、『羽樹ちゃんたちを見つけたら必ず仕返ししちゃる!』と固く心に誓う。
そして復讐を果たすべく、すばやく復讐と脱出のために仲間を探す。
仲間はわりとあっさり見つかった。
ここからは副音声付の会話をお楽しみください。

「あ!!むっちん!」
「六実!?無事だったの!?」
「蓮ちゃん!?羽樹ちゃん!?みんなも捕まってたの!?円ちゃんは!?」
「わからないわ、まだこっちに来てないのかも・・・。
 (まだ店にいるみたい。でも向こうも大変そうだから、急いで戻らないと)」
「ねえ蓮ちゃん、私たちこれからどうなっちゃうの?
 (戻るってもしかして私で最後?)」
「わ、私に聞かれても・・・こ、困ります・・・。
 (はい。お店にいた人たちは別の敵にやられちゃったらしいです。
 ここの人たちももうすぐ撤退するらしいですから、早くやっつけちゃいましょう。
 他のみなさんとも話はつけてあります)」

副音声付の会話で大体の状況を把握した六実は、アイコンタクトで了承の意を伝える。
すると捕まったウエイトレスたちは静かに、そしてゆっくりと戦闘体勢を整え始めた。
あるものは服の下からしゅるしゅる包帯を伸ばし。
またあるものは仲間を盾にして、音もなく床の中に沈んでいく。
そして蓮・羽樹・六実の3人の場合はレズ行為を始めることだった。

「六実、蓮、大丈夫。私がついているわ」

不安がる演技をする2人を励ますふりをする羽樹。
そして2人はそれに合わせて演技を進行させる。

「ああ・・・羽樹お姉様ぁ・・・」
「お姉様、蓮に勇気をくださぁい・・・!」

そして蓮と羽樹は自然とディープキスを開始する。
残された六実も参加して、美人ウエイトレス3人によるトリプルキスショーが繰り広げられた。
突然のレズプレイに、トカゲ人間たちは思わず見入っていたが、すぐに気を取り直してやめさせようとした。

「お、おいコラ。テメエら、この状況で何をサカってやが・・・ッ!?」

しかし止めるには少々遅かったようだ。
男が異変に気づいたときにはすでに3人の輪郭がぼやけ、1つにまとまり始めていた。

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