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世界の中心で平和を叫ぶ。第2部
官能リレー小説 - SF

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世界の中心で平和を叫ぶ。第2部 37


するとそのおこぼれにあずかろうと、空が彩夏に抱きついてへばりついた精液を舐め取り始める。
それに対し、彩夏は取られるものかと空とディープキスをして奪われた精液を取り返そうとする。
その美しくもみだらな光景に、啓太の剛直はさらに硬度を増して反り返る。
今すぐにも2人の秘裂に突っ込みたい気分だが、自分が欲望に流されては全てが台無しになる。
とは言え、目の前のおいしそうな2つの白桃も捨てがたい。
そこで啓太は自分の欲望を満たしつつ、目的を果たす行動をとった。

「こら、2人ともっ。ケンカしないで仲良くする!
 ちゃんと仲良くできたほうから、これを突っ込んであげるからっ!」

そう言って差し出されたのは啓太の剛直。
薬に浮かされ、理性の溶けた2人はそれを挿れてもらいたくて、すぐさま仲良くしようと絡み合う。
2人に塗りたくられたクリームやサラダのドレッシングが潤滑油となり、2人の密着度をどんどん増加させていく。
激しく舌を絡め合い、胸も揉み乳首を吸い。
秘裂同士をこすり付けて仲のよさをアピールする。
一方。

「ひ、ひいぃぃっ・・・!?だ、ダメッ、やめてぇッ!?」

ウエイトレスたちに抑えうけられた薙は、人間形態に戻った心の慰み者として弄ばれていた。

「うふふっ。ダメですよ、薙さま♪
 あなたは店長である私の言うことを聞かなかったんです。
 悪い部下にオシオキするのは当然でしょう・・・?」

心は楽しそうにそう言うと、右手を変化させて毒々しい爪を出す。
そこから流れるは空たちを狂わせた魔性の薬。

「ひッ!?そ、それは・・・ッ!?」
「うふふ・・・っ♪さあ、おとなしくしていてくださいねえ・・・?
 暴れると変なところに刺さっちゃいますからぁ・・・♪」
「な、薙ッ!?」

どこまでも無邪気な笑みを浮かべて近づく心。
薙の悲鳴に気づいた啓太は、レズ行為に没頭する2人のことを忘れてそれを止めようと叫ぶ。

「よ、よせッ!?その手を引っ込めろっ、ここ・・・ろッ!?」
「ダメですよぉ、啓太様ぁ・・・?」
「クスクス・・・オードブルの後は私たちメインディッシュとデザートが残っているんですからぁ・・・♪」

それでも止まらない心の魔手に、啓太は思わず助けに行こうとするも、ウエイトレスたちに妨害されて先に進めない。

「くっ・・・!おい、薙!こうなったら多少傷つけてもかまわねえッ!?
 力ずくで黙らせてやれッ!」
「クスクスクス・・・。ムダですよ、啓太様」
「そうそう。薙様はむやみに力を振るえない様に開発部特注のリストバンドとチョーカーを身につけているんですから・・・♪」
「何ッ・・・!?」

見れば確かに彼女の両足首と両手首、そして首の計5ヵ所にリストバンドとチョーカーが。

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