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世界の中心で平和を叫ぶ。第2部
官能リレー小説 - SF

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世界の中心で平和を叫ぶ。第2部 14

「こ、殺すぅっ!?」
「ご主人様、私どもも同じ気持ちでございます。
 捨てられるだけでも身を裂かれる思いですのに、この上敵対しなければならないくらいならば、いっそご主人様の手で命を絶ってくださいませ」

マイの言葉に、エレメンタル・アクアこと青山マヤも毅然とした態度で自らの死を懇願する。
思わぬ展開に啓太は激しく動揺する。
啓太はただ人間としての家族や学校があるんだから、戻れと言っただけなのに。
あわてた啓太は、急いで3人の誤解を解こうと試みる。
「だから、お前等には人間としての家族や学校もあるじゃないか。それを考えてるとやっぱりここにいるのは良くないと思っただけだ。お前たちに死ねとかこれっぽちも考えたことはない。」
エレメンタル・ガーディアンの幸せを考え三人を懸命に説得試みる啓太。
「いやです、それこそ私達に死ねといってるような物ですわ。それに記憶を失った私達には今さら家族の居る所へ戻ってもどうしたら良いかわかりませんわ。」
毅然と答えるエレメンタル・ウィンドこと七海マリアは目に涙を少し零す。
「ウィンド・・・って!ウッウィンド何をやってぇ・・・」
ウィンドの悲しむ顔をみて悩む啓太であった。気づくとウィンドは啓太の手を自分の超乳の谷間に挟んでいた。


「ご主人様、お願いでございます。どうか私たちを捨てないでください。
 ご主人様のためなら、どんなことでもシテみせますからっ・・・!」
「こ・・・こらっ、シテみせるって何だ、シテみせるって・・・!
 ヤる気満々じゃないか・・・って、おおっ!?」

啓太の指をペロペロと舐めしゃぶるウィンドにツッコミを入れる啓太。
しかし次の瞬間にはフレアに唇を防がれ、押し倒される。

「ふぐっ・・・!んむっ・・・!ンもっ・・・!」
「ふぐっ、むぐぐっ・・・!?」

一瞬とも永遠とも思える情熱的なキス。
それはフレアの自分を捨てないでと懇願する彼女の思いがありったけ込められている。

(ま、まずい・・・!こ、このままじゃ・・・!)

場の流れを感じた啓太は、ちらとアクアに助けを求める。
その視線を感じたアクアは、何を勘違いしたのかロングスカートをたくし上げ、愛液で濡れた下着を啓太に見せつけていた。
ああ、もうダメなのか!?
啓太がそう思ったとき、お茶を運んできた夢は微笑みながらこう言った。

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