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世界の中心で平和を叫ぶ。第2部
官能リレー小説 - SF

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世界の中心で平和を叫ぶ。第2部 119

しかし相手は子供。幼女である。
たとえ生首・胴体・人形の合体怪人だとしてもまごうことなき少女である。
ロリータなんて危険な嗜好は持ち合わせていないと思っていた啓太としては、かなりショックな出来事なのだ。
しかしそんな啓太の心情などまるで気づかないメイドたちは、こんなにも射精してくれたことに歓喜するばかりだ。

「うふふっ、ご主人様、こんなにも射精してくださって・・・。
 ボクたちのキス、そんなに気持ちよかったんですか?」
「えへへ〜♪うれしいなっ♪ねえご主人様っ。
 今度からご主人様を起こすときはこのキスで起こしてあげようか?」
「ああ、こんなにもご主人様の子種をこぼして・・・もったいないっ!
 ほら、ちゃんと尿道の奥にあるのまできちんと吸って差し上げなさいっ」
「ふおあッ!?せ、先生、ちょっと待ってください。
 ちゃ、ちゃんとご主人様の精液を飲み干しますから・・・!
 その、私の身体をなめまわさないでください・・・っ!?」
・・・時々思うのだが、この組織の女たちは啓太のことを第1に考えようとするくせに、啓太の心情をまるで理解してないように思う。
価値観の相違のせいとは言え、必要以上に啓太に奉仕しては彼の性感帯や好みとか余計なことを覚えていく。
それが欲や計算ではなく、純粋に啓太を慕ってのことだというからタチが悪い。
彼女らが啓太から人間として認められるには、まだまだ道は遠そうである。

「ではご主人様。そろそろメインディッシュと参りましょう。
 みどり。準備なさい」

みどりはマリアの言葉を受け、すっくと立ち上がるとするすると服を脱いでいく。
普段の啓太なら、ここで文句やつっこみの1つも入れるところであるが、快感覚めやらぬその頭では彼女が何をしようとしているのかさえ理解できない。
それをいいことにマリアは、平坦な口調で部下の紹介をする。

「彼女の今の名前はみどり。昔はタマゴの怪人『エッグル』と呼ばれていました。
 外見は見てのとおり首無し人間ですが、それは彼女にとって鎧のようなもの。
 本体はその中に潜んでおります。
 彼女との交わりは、衣服を着たまま行っているようなものとご理解ください」
「交わ・・・?・・・あッ!?お、おまえらいつの間に!?」

マリアの説明でようやく正気を取り戻した啓太であったが、時すでに遅し。
目の前には全裸の幼女が、マウントポジションを決めた状態で啓太の剛直の標準を自らの秘裂に合わせていた。

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