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世界の中心で平和を叫ぶ。第2部
官能リレー小説 - SF

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世界の中心で平和を叫ぶ。第2部 117

指、ないのに・・・。
啓太の肉棒はロリ趣味もないのに幼女に襲われるとあって硬くなる素振りすら見せていない。

「むう?何だ、ご主人様?私が相手では不満か?」
「・・・自分の姿形を鏡で全身余すところなく見てから言ってみろ、このバカ人形っ!」

不満そうな蒼に久しぶりに怒声を張り上げて突っ込む啓太。
悪の道を進むことを決めた彼も、人間としてそれなりのプライドが残っているらしい。
ロリータはなかなか理解されない趣味だから無理もない・・・か?
憤然とする蒼と怒り狂う啓太の様子にメイドトリオはくすくすと微笑む。

「大丈夫だよ、ご主人様っ。
 蒼ちゃん、見た目はまだ人形でもテクニックはすごいんだからっ♪」
「あきらめてください、ご主人様。子供は小さいときからの教育が大事ですので」
「そういうことです。ほら蒼。あなたの全身コキで啓太様のを勃たせてあげなさい」

マイ・マヤ・マリアが啓太に突っ込む暇すら与えずにご奉仕を開始させた。
・・・時々思うが、彼女ら怪人の愛情って屈折していることが多い気もするが作者の気のせいだろーか?
作者の疑問をよそに、蒼は全身を啓太の剛直に押し付ける。
その瞬間、人形っぽい見た目からは考えられない肉感が啓太の縮こまったものを包み込む。
その感触に啓太も人形もどきが相手だということも忘れ、思わず呻く。

「ふ、おおぉっ!?こ、これはっ!?」
「ふふっ、驚いたか?」
「このカナブンの怪人『エメラルドレイン』、蒼の抱き心地は天にも昇る心地よさですからね。
 このマヤが直々に手ほどきをしました甲斐があったと言うものです。
 ほら蒼、何をしているの?早くご主人様のおチ○ポ様を勃起させて差し上げなさい!」
「わ、わかった、お姉様!」
「まったく・・・。早くしないとお預けにしますよ?」

冷淡な口調で師匠であるマヤが蒼を叱責する。
しかし彼女のセリフの内容と言い、あせった蒼のお姉様発言と言い、一体どんな教育をしてきたのかが気になるところである。
今でこそ弟子(部下?それとも妹?)の顔を立たせているが、本来は年中啓太とSEXすることしか考えていない万年発情期娘なのだ。
今もスキあらば啓太のモノを奪い取ろうと虎視眈々と狙っているに違いない。
何しろ目が妄想と期待でギンギンになっているから。
『お姉様』からの叱責と待ちわびた夜伽の仕事、正確には啓太のモノを奪われることを恐れた蒼は慌てて奉仕を開始する。
蒼が動いたのに反応して、マイも負けじと部下にけしかける。朱鷺だ。

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