処女搾乳物語〜their daily life2〜 100
「なんなのよぉ…何が言いたいのよっ!!」
逆ギレ。
う〜っ、とうなりながら二人を睨む。
「分からないのですか?」
「分かんないからこんなふうになってるんでしょっ!?何よっ!?」
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「…一つ、リーナさんにとって先輩との関係は?」
杏からリーナへの問い掛け。秀憲はそれを隣で黙って聞いている。
「関係…って…そりゃ旦那様じゃないの?」
杏の真意が掴めず、語尾を濁して答えるリーナ。
だが、その答えで杏達には良かったようだ。ニンマリと笑う。
「じゃ二つ目ぇ!お兄ちゃんとHするときって『受け』?それとも『攻め』?」
「はぁっ!?…ちょっ−エミュっ!?」
「ほらほら答えてよぉ!」
エミュが急かす。だがその質問の何処に意味があるのだろうか?秀憲は内心「?」を浮かべて話を聞いていた。
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「…そ、そりゃぁ『受け』でしょ?」
「なんで?何で受けなの?」
憎たらしい(リーナ主観)ほどの笑みを浮かべて問うエミュ。
「『受け』なのはリーナちゃんの性格?それとも―」
「あっ、分かった…」
エミュの話を折って秀憲が声を上げる。これでいよいよ理解できないのはリーナ本人ただ一人となった。
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「確か前にフィーナさんから聞いたと思う…」
「あぁ、それならお兄ちゃんあってるよぉ!エミュも最初はフィーナちゃんから教えてもらったんだもん」
「成る程…」
リーナの頭から乳房を通り越して足まで一瞥する秀憲。その目つきは何処かいやらしい…というか変態チックである。
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さて、リーナ一人が分からぬまま話が進んでいる現状であるが、その内容はもう分かっているだろう。
つまり