処女搾乳物語〜their daily life2〜 98
彼女の話す要領もどうにも的を得ていない。
「だからぁ…なんで分かんないのよぉ…っ察しなさいってばぁ!」
「そう言われても…なぁ?」
「ぅうん」「はい」
察しろ、と言われてもそれは話のレベルによる。
『だからぁ…が』や『アレって訳じゃぁないけど』等、大切な所が聞き取れなかったり、代名詞になっていては察しようと思っても察っせない。
「とりあえず、二人…リーナも、命に問題とかはないんだな?」
「それはないって。」
「んっ。じゃあ乳奴化してんのか?」
「それも無い。」
「・・・」
黙る秀憲。他の面々も同様であった。
『では何故そんなに苦虫を噛み潰したような顔をしているのか?』であった。
今の問答からしてみれば、リーナ達の身に起こったことは乳房がただ大きくなっただけである。今更のことではあるが、乳族にとって乳房が大きくなることはとても嬉しいことのはず…
それでは何故…ということであった。
「結局乳がでかくなっただけなんだろ?で、二人はいつ起きるんだよ?」
煮え切らない-彼女らしくない-リーナの態度にこちらも顔をしかめる。
「姉さん達は…吸った量によるけど、どんなに遅くても今晩までには…でも『だけ』じゃない?」
・・・・・・・・・・・
「は?」
「…あ、あのぉ、リーナさん。言っている意味が…」
「リーナちゃん意味不明ぃ〜っ!」
三人がリーナに突っ込む。
「まさか頭がイっちゃう薬だったのかっ」…一瞬秀憲の脳裏をそんな悪い予感が走った…が。
「んな訳ないてしょっ!!」
ビタンッ!
「ぬほひっ!?」
脳裏だけに留まらず、声に出してしまっていたようだ。
杏たちが止める間もなく秀憲はリーナに殴られ…はしなかった。
手が秀憲を捕らえる前にその巨大化した乳房…恐らくまだその大きさを把握しきっていないのだろう…に盛大にビンタされる。
「おぉ…き、効くなぁ…でも…良いっ!!うきゅぅ…」
いわゆる乳ビンタ(ver超強力)だ。
乳好きにはたまらない乳撃だったが、その非常識な大きさは非常識な破壊力を秘めていた。
・・・・・・・・・・・・
「変態っ…まぁ大好きだけどさ」
「変態な先輩…疼きます」
「変態さん?」
数分後、なんとか復活した秀憲に対して何やらひどい事が言われていたり…
「…うぅ…良いじゃないか。おっぱい『大』好きなんだから…−って違うっ!話ずれてるよっ!リーナっ!!」