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処女搾乳物語〜their daily life2〜 
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語〜their daily life2〜  91

屈んでいたフィーナにそれを避ける術などなかった。
「これはっ!?−美帆さんっ!?」

自分の体に降ってきた謎の液体に驚くフィーナ…しかしその時脚立の上の美帆の体勢が崩れ、自分のほうに落ちてきた。

「−っ!?んっ」

フィーナの身長は170cmに近い。そんなフィーナが標準的な身長の美帆を受けとめる事何ともなかった。
「美帆さんっ!美帆さんっっ!?−んっ…!?」

慌てて美帆の容体を見ようとしたが、その時フィーナは自分のまわりの空気が尋常では無いことに気が付いた。


おそらくそのガスは空気より少し重かったのだろう。
美帆が棚の上で吸ってしまってから10数秒後、そのガスはフィーナにも襲い掛かってきた。

「これはっ−んんっ!?は、排気をっ…うぅ…」


このような薬品庫には装備してあるガスの排気装置を動かそうと手を伸ばしたフィーナだったが、先程の美帆と同様にすぐに体が動かなくなってしまう。

「秀…の…りさ−っ!?」

意識を失う前のフィーナが最後に見たものは、自分と美帆の乳房から吹き出すミルクであった…


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



「姉さんっ!?美帆っ!?」

勢い良く駆け込んできたリーナが薬品庫に突入する。
薬品庫の中はいつの間にかブレーカーでも落ちたのか真っ暗であった。

「んっ…姉さん?生きてる〜?」

手探り状態で部屋のなかに入っていく。
不気味な静寂についつい心ない事をつぶやきながら…
・・・・・・・・・・・


薬品倉庫の中は二重扉の構造になっていた。
この倉庫はユリーナ時代には研究室として使われていた(故に謎の薬などがたんまりある)為、バイオハザードやケミカルハザードに対応する形になっているのである。本来のシステムならば何か異常が起きた際(今回は有毒(?)ガスの発生)に対して自動的に対処できたはずなのだが、既に研究室としての役割を終えてからは『そのようなシステムは金が掛かるだけで無駄』と、その機能が停止されていたのだ(恐らくブレーカーが落ちたのもその関連)。

閑話休題

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