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処女搾乳物語〜their daily life2〜 
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語〜their daily life2〜  89

「いや、おかしくないか?」

「おかしいって…何がよ?」

怪訝な顔をするリーナ。彼女からすれば自分の意見を否定されたように感じたようだ。
「いや、だって普通あんな所で転寝なんかするか?しかも二人同時に。」

「何よ、どうせ私とお茶したくないから言い訳してるんで−え?」

ブツブツと秀憲に悪態をついていたが、ふいに我に返る。

「・・・・・って、本当みたいね。何か危ない薬の瓶でも割っちゃったのかしら。」
モニターを見たリーナは事態の深刻さを実感した。
何故ならモニターに映る映像の隅には割れた小瓶があり、そこから液体が流れている。
更に流れた液体がちょうどフィーナと美帆の胸辺りにかかっているのだ。
そしてもう一つリーナが言うには…

「だって姉さんがあんな所で寝る訳ないし…」

だと言う事だ。

「私、倉庫に行って来るから秀憲はその薬を処置室に持ってって」
「分かった、俺も終えたらそっちへ向かうから」
「お願い、それじゃ行って来る」

二人はそう言い合うとリーナは急いで部屋を出て行き、秀憲も薬を持って出て行った。
そして薬を運び終えると急いで倉庫へ向かう。
その途中、家に戻る途中の杏とエミュと出くわす。

「あっ…先輩」
「お兄ちゃん、何急いでるの?」
「倉庫でフィーナと美帆が倒れた」
「大変!エミュも行く」
「先輩!急ぎましょう」

二人も話を聞いて秀憲と一緒に倉庫へと付いて行ったのだった。

・・・・・・・・・

さて何故フィーナと美帆の二人が倒れてしまったのか?
それを知る為には時間を少し遡ってみよう。

・・・・・・・・・

秀憲が薬をリーナの所へ運びに行った後も二人は倉庫の整理を続けていた。
もちろん転寝をしていたという事などありえない。

エディーネきっての真面目コンビは黙々と作業を行っていた。

・・・・・・・・・・



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