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処女搾乳物語〜their daily life2〜 
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語〜their daily life2〜  30

突拍子も無い(本人は真面目以外の何物でもない)事を言い出して絶句する二人。
乳奴達には催淫材等は多少は用いたが、その性欲の基は本来彼女達が持っていたものだ。けして洗脳やソレに近いことは行われていない。
もしもそのようにしていたら明日香だってこのように葛藤する事はそもそも無かっただろう。

しかし明日香は自らの中に沸き起こる性欲や巨乳欲を『洗脳』のせいと決め付けることによって押さえ込もうと―認めないように―しているのだ。
・・・・・・・・

「…なにをやってんの、っと明日香…さん?」

明日香が騒いでいるのを聞き付けたのだろう、秀憲がやってきた。…新たな火種だ。
「出たなっ!諸悪の根源!」
顔を真っ赤にさせて明日香が吠える。明日香にしてみれば、「処女を奪われ、『洗脳によって』不覚にも感じさせられてしまった」相手だ。

「え、ええっ!ちょ、話が読めないんですけど…」
あわてて隣の杏を見るが、彼女も顔を引きつらせて苦笑するのみだ。

「しらばっくれんな!…そうだ、よく考えたらそんな小娘が洗脳なんかするわけない。おまえがやったんだろっ!!」

・・・

「「「ええっ〜っ!!?」」」   

一瞬、いや三瞬くらいの間のあと三人は声を上げた。

「…エミュちゃん?洗脳した…の?」

んなわきゃないだろ!みたいな空気を醸し出しながらも一応エミュに聞いてみる。

「そんな事してないよ〜っ!ここにいる娘たちは美帆ちゃんと杏ちゃんも合わせてだけど、みんなお兄ちゃんの事が好きな娘をフィーナちゃんが選んだみたいだから。明日香ちゃんだけかなぁ?例外は…う〜ん?」

それはそれで物凄いと思う。
まず、秀憲のことを好いていた人の数の多さと、しかもそれを読み取ってしまった乳族の技術に・・・

「っ!?そ、それ初耳だよ?え・・・じゃ何?ここにいる乳奴の娘達って」


「うん、初めからお兄ちゃんのことが好きだった娘。でもエミュのラブラブゥ〜♪には適わないよ!」

にゃぁ!とエミュが抱きついてくる。明日香は・・・唖然としていた。


「先輩…あの、いくら発情していても女性は嫌な相手には身体を開かないものだと思いますよ?」


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