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処女搾乳物語〜their daily life2〜 
官能リレー小説 - SF

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処女搾乳物語〜their daily life2〜  16

「ここで生きる意味とか、素直になれとか。とにかく出来るようになったら他の人と話してみるのが一番だね。俺はこれから奥さんの相手をしなきゃなんないから。っと・・・ガイドロボっ!この人を第二乳奴舎の個人部屋にお願い!」

部屋の片隅に常備されている小型のロボ(絢爛舞踏祭のバルスみたいなのです。)に声を掛け、部屋を出て行こうとする。どうやら明日香との話が大変に感じたようだ(笑

「こらっ!待て!話は終わっては・・・!!」

「素直になんな!じゃね、また!」


そのまま秀憲は部屋を出て行ってしまった。

「こ、この卑怯者っ!!」

バンッ!とロボをドアに投げつける明日香。しかしコンマ早くドアが閉まり派手に音を立てた。ちなみにロボは全くの無傷であったりする。

(これでなんとかなった・・・のかなぁ?前途多難(汗 ま、なるしかないでしょ!)

そう心の中で思いながら秀憲は妻達の待つ母屋に戻っていった。


瀬名明日香編@、(一応)完

追記



先ほど明日香が言った『秀憲(牡)と妻(乳族)との主従関係』について、ちょうど良い機会だから記述しておく。

現在、乳族は結婚する牡を奴隷として扱っている。
しかしその実情は『奴隷』とはかけ離れたものであることは間違いない。逆に性交時等、本能の割合の高いときなどは主従が入れ替わることも多々ある。

それは何故か?


乳族の祖は搾乳、愛玩用の奴隷である。
そのときから主人に媚び、服従することが遺伝子に刷り込まれている。そして、独立し乳族と名乗っている今でもその遺伝子は脈々と受け継がれ、無意識の中に主人を必要としているのである。(もちろん個人差はあるが・・・)


しかし一方で乳族は牡の立ち入りを厳しく規制している。その為乳族が牡と結婚すること大変になっている理由でもある。

何故か?
それは牡が大量にライラファースに入ってくることによってまた昔のように奴隷扱いされることを恐れているからである。

このような矛盾の中、乳族は本音と建前の上で社会を作り上げているのである。

つまり

牝主導の社会。
奴隷という名の主人。
動物的、本来は屈辱的である後背位を好む。
男性種が少ない(という建前)ゆえの一夫多妻。

等である。
そこに乳族独特の文化と社会がうまれているのである。


追記了

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