処女搾乳物語〜their daily life2〜 142
あれから数分。
初めは「あらSMプレイですか?私…マゾ牛ですか…」とかなんとか意味不明な事を宣っていたフィーナだったが(その直後に「ああんっ!?」とか言いだしたのにはまいった。)、最終的には皆を『なんとか』引き剥がしてくれた。
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「結婚式早々に未亡人になるのはちょっと…ねぇ?」
一番の凶器(胸器?)を持っているフィーナの言葉には微妙に説得力があるというかなんと言うか…
「死因がおっぱいで圧死とかギャグにならないからね?とくにそこの二人っ!反省しろぅっ、死にかけたんだぞっ。」
それに乗っかるように秀憲も文句を垂れる。
「あ〜はいはい。」
本当に死ぬ(というか殺される)までは行っていないし、そこまで行ってしまったとしても、正直に言えば対処法はある。
なにせ力は秀憲のほうが何倍もあるのだから。
つまり秀憲の文句は、自分に主導権を!みんなのおっぱいは俺のものだ!という不貞腐れ…ジェスチャーなのである。
「まぁ…実際に今までだって死んでないんだからいいじゃん?」
「次は秀憲君の好きにしていいから…ね?許して?」
二人もそれが分かっているからこそ、このように軽い雰囲気でいられる。
「私たちハブだしねエミュちゃん?」
「お姉ちゃん達ばっか暴走してたもんねぇ?次はお兄ちゃんのおちん○んなめなめさせてよね?」
仲間外れ-杏の言葉を借りれば『ハブられてた』-だった年少組も次こそは、と意気込んでいた。
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「…あのさぁ、秀憲」
少し照れているリーナ…
「んあ?」
「楽しい?」
「当たり前田のクラッカー」
真顔の秀憲…
「なによそれ?」
「あ、あははぁ…(秀憲君何才よ?)」
苦笑気味の美帆…
一体おいくつなのだか考えさせられるような秀憲の寒いギャグはさておき、今当の本人は満面の笑みを浮かべていた。