処女搾乳物語〜their daily life2〜 133
(ど、どういう感じなんだろう…?)
後ろを振り向けない秀憲としてはもどかしくて堪らない。彼女達のドレスについては『秘密っ!』とかでカタログ等すらも見せてはもらっていなかった。
『汝』
「は、はいっ!?」
後ろに五人の気配を感じつつ、気を逸らしていたために返事の声が裏返ってしまう秀憲。
『プッ』『クスクス』
場内からも失笑がちらほらと…
(仕方ないだろってのっ!これで緊張しないわけ無いでしょうがっ!!)
心内で笑った客達にぐちをたれつつ、意識を前にいる聖母にもどす。
年の頃はフィーナより少し上といったところだろうか?乳もまぁそれなりに大きいし美人である。
…とはいっても20代より老化が著しく遅くなる乳族故に本当の所はさっぱりなのだが。
・・・・・・・・・・・
『汝、妻となる5人の牝を平等に愛し、その身の下に隷させることを誓えるか?』
聖母が秀憲に問う。
この結婚式は古式…つまりアムル流であるために男性のほうが上位の形である。
「誓います。」
力強く答える。この答えに淀みはないし、あってはならない。
「汝らこの男を夫とし、その身を生涯捧げることを誓うか?」
聖母が秀憲の答えに頷き、続いて後ろに並ぶ5人の妻達に問う。
「「「「「はい、誓います。」」」」」