PiPi's World 投稿小説

世界の中心で平和を叫ぶ。
官能リレー小説 - SF

の最初へ
 93
 95
の最後へ

世界の中心で平和を叫ぶ。 95

啓太はそれを口に含んでコクコクと飲み始める。

「ん・・・ああっ・・・!わ・・・私のミルク、おいしいですか・・・?」

艶やかな声を上げながら問う鈴に、啓太はコクリとうなづく。
その様子に満足した鈴は啓太に他の女怪人たちを抱かせるべく言葉をつむぐ。

「それは何よりでございます。
 ですが啓太さまの女は私だけではございません。
 さあ、どうぞ私だけでなく、他のみなさんも同じようにかわいがってあげてくださいませ・・・♪」
啓太の見上げた先にあるものは、グラビアモデルもかくやと言わんばかりの美女の乳・おっぱい・バストの山!
サイズは微乳から魔乳まで、恥ずかしがり屋から母乳もちまでさまざまなオプションも充実した女たちが啓太の来訪を今か今かと待ちわびている。

「あ、お、おお・・・」
「さあ、啓太さま。思う存分ご賞味ください。
 ここにいる女は私たちも含め、全て啓太さまのものですわ・・・♪」
「ぅおおぉっぷああぁぁいっ!!??」

一般人では味わえない夢のような光景に、啓太は奇声を上げながら女の海へと飛び込んでいった。
どうやら感激のあまり、正気に返るどころか理性のタガが吹っ飛んでしまったらしい。
その傍若無人ぶりはまさにハーレムの王様と呼ぶにふさわしい。

「・・・ふう。何とかご機嫌を直していただけたか」

DNA未登録の女怪人たちを次々と食い散らかしていく主の姿に、こっそりその牙を逃れた夢が安堵する。
本音を言えば自分も混ざりたいところだが、作戦展開中の怪人たちのこともあるので自重したのだ。

「あら、おっしゃいますわね、夢さま。
 私たちのご主人様ですもの。
 機嫌を損ねたくらいで私たちの仲間を助けてくださらないなんてありえませんわ♪」
「・・・そうだな、失言だった」

同じく啓太の毒牙を逃れた鈴が、聖母のごとき笑顔を浮かべながら言う。
彼女らの視線の先では逃げられなかった空が啓太の剛直をバックから突き入れられているところだった。
夢はその様子をしばし眺めていたが、すぐに気を取り直して乱交の宴に背を向ける。

「夢さま、どちらへ」
「啓太さまを信じられずにいた償いに。
 今は我々が優勢だが、そろそろ連中が最後の反撃に出てくるはずだ。
 こちらの新兵どもでは対応しきれん。
 あとで追加分の女怪人たちをよこすからこちらのほう、よろしく頼むぞ」
「・・・かしこまりました。ご武運を」

軽く手を挙げて戦場へと立ち去る夢の姿は勇ましく、背後で腰振って乳もんで舌絡めあう男のどっちが主人公なのかわからないくらいに勇ましかった。

SNSでこの小説を紹介

SFの他のリレー小説

こちらから小説を探す