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世界の中心で平和を叫ぶ。
官能リレー小説 - SF

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世界の中心で平和を叫ぶ。 94


(夢:よ・・・よし!とりあえず原因らしいものは排除した!)
(鈴:よくないですよ!どうやって啓太さまを落ち着かせるんですか!?
 何か雰囲気もおかしくなってるのに!!)
(夢:わ・・・わかってる!け、啓太さまのことだからな、私たちの身体でお慰めすれば落ち着かれてご機嫌も治るだろ!・・・たぶん)
(鈴:た、たぶんってそんな・・・!)
(空:あ〜ん、どっちでもいいですから早く助けてくださ〜いぃっ!?)
(夢:とっ・・・とにかくDNA未登録の怪人も手伝え!
いいなっ!?)
(女怪人ズ:は、はいっ!?)

こうして侵略中の敵組織の真っ只中で、泣きじゃくる啓太のご機嫌を直してもらおうという空前絶後のくだらない作戦が開始されたのであった。
繰り返すが、ここは侵略中の組織の真っ只中である。
「だ・・・大丈夫ですよ、啓太さま。
 ほら、啓太さまを怖がらせた奴らはもういませんよ〜?」

空は啓太を刺激しないように細心の注意を払いながら、自分が安全であることを教えてやる。
啓太が顔を見上げてみれば、そこには32人もの全裸の女怪人たち(空をのぞく)が優しい笑顔で安心を与えてあげる。
これ以上事態が悪化しないかと不安の入り混じった笑顔であったが。
だが啓太の顔からはなかなか警戒の色が消えない。
永遠とも思える短い沈黙の後、啓太が口を開いた。

「・・・もう、誰も、かみついたりしない?」
「しっ、しませんよ〜?ねっ、夢さま?!」
「えっ、ええ!もちろんですとも!
 ここにいる女はみな啓太さまのモノなんですから、怖いことなんて誰一人しません!」

『私に振るんじゃない!』と恨みがましい視線を送りながら、夢は必死に弁解する。
しかしそれでも警戒を解かない啓太に、鈴は決死の覚悟で啓太に近づき、そっと抱きしめてあげた。
触れられた瞬間、啓太はビクッと震えるが、それでも鈴は引くことなく啓太を抱きしめ続ける。
「啓太さま・・・大丈夫ですよ・・・?
 ここには啓太さまを傷つけるものなんていません。
 みんな啓太さまの好きにしていいんです。
 ほら、いつものように私の胸をお好きなようにしてもいいんですよ?」

その言葉に、啓太はおずおずとだが、ようやくその手を鈴の胸に伸ばした。
啓太にさんざん弄ばれ、大きくはれ上がったスイカのような乳房は愛すべき主人の手の中でその形を自由自在に変えていく。
そして乳首から慣れ親しんだ味の母乳がピュルピュルと噴き出し始める。

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