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世界の中心で平和を叫ぶ。
官能リレー小説 - SF

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世界の中心で平和を叫ぶ。 215


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そしてその夜。啓太の寝室に鈴・空・ビースト・シャーマンの4人がやってきていた。

「啓太様ぁ!今日はたっぷりかわいがってくださいねっ!」
「・・・よし。いきなり人の部屋に押しかけて何をかわいがらなきゃいけないのか、じっくり話し合ってみようか」

露骨にHをせがむ空に、ベッドで横になっていた啓太は極めて冷静に突っ込んだ。
いつもいつも怪人の相手をして疲れている啓太だが、今回ばかりはさすがに休みたい。
そんな彼の心情と今までの経験が彼の態度を絶対零度近くまで冷え込ませていた。
だが啓太が大好きな彼女たちは、その程度のことでは引いたりしない。

「啓太様?確かに悪いことをした怪人にお説教をすることも大事です。
 ですが。よいことをした怪人をほめてあげることも、啓太様の望む世界を作るうえで必要なことだと思われますが?」
「だから言ったじゃないか、ありがとうって」
「そんなのでオレらが納得すると思ってるあたり、大将も結構いい根性してるよな・・・(汗)」

鈴の抗議をアッサリと返す啓太の態度に、ビーストは半分呆れながらそうつぶやく。

「ビーストの言うとおりです。
 私たちがそんなことで納得するとお思いですか!?
 特にこちらのシャーマン様は、啓太様に初穂を買ってもらえると期待されていたんですよ!?
 その期待を裏切るおつもりですか!?」
「あ〜の〜な〜!
 アレはおまえらを救うための緊急措置であって、今はそんなことをする必要はないだろ〜がっ!?」
「聞く耳持ちませんっ!私たちを抱いてくださるまで、私たちは一歩も譲りませんからねっ!?」

めずらしく強気の姿勢を見せる鈴。みなも同じ意見らしい。
幹部になったとは言え、粒ぞろいの怪人がひしめくこの状況に、焦りでも感じているのかもしれない。
・・・そう言えば見学中に露骨に誘ってきたり、熱い視線を送ってくる奴らもいたっけな。
啓太は軽くため息を1つつくと覚悟を決めた。

「わかったわかった。1人1回ずつでよけりゃ相手になってやる」
「え〜っ!?1人1回かよぉ〜?」
「当たり前だ!明日は大学あるんだぞ!?
 これ以上休んだら留年してしまうわいっ!」
「う〜・・・。し、仕方ないですね」

啓太の言い分に、しぶしぶ従う怪人一同。
しかし不満げな表情の裏では、自分たちの魅力をフルに使って数発は出してもらおうと考えていたりする。

「じゃ、さっそくやってもらおうか」

啓太は服を脱いで全裸になると、半勃起状態のイチモツを鈴たちに突きつける。
それで主の真意を汲み取った怪人たちは同じように全裸になって4人同時のフェ○チオを開始した。

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