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世界の中心で平和を叫ぶ。
官能リレー小説 - SF

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世界の中心で平和を叫ぶ。 18


「・・・ありがとう、ございます」
「・・・・・・!」

ただ、一言。
ナレーターである作者ですら言葉を失うような笑顔。
そしてその両の瞳からは大粒の涙を浮かべながら、少女はそうつぶやいた。
・・・もしかすると、私は怪人少女という存在を甘く見ていたのかもしれない。
確かに彼女は腹黒い(断定)。
このページ・・・訂正、この状態になる前にも様々な小細工を弄した。
しかし考えてみれば、どれも主である啓太を立てるためのものであって彼女は一度として恥をかかせるようなことはしていない。
・・・いや、確かに自分好みのS○Xのデータを送り込んだが!
怪人少女の性格はともかく(オイ)、啓太への忠誠だけは本物、と言うことなのだろう。
少女はゆっくりと啓太を離し、再び秘裂を広げたM字開脚の体制をとる。

「どうぞ、お受け取りください。私の・・・全てを・・・!」
「う、うん・・・!」

初めて忠誠を誓ったあの時のような強い意志を感じた啓太は、引き寄せられるように硬く反り返ったイチモツを秘裂に押し当てた。

「啓太さま、もう少し上のところです・・・。そう、そこです」

今度は焦って挿れるようなマネはしない。
少女がサポートしてくれたおかげで、うまくイチモツを入り口に合わせられた。
本来なら童貞であること必死に隠そうとするところだが、今の啓太にそんな気持ちは欠片もなかった。
あるのはただひとつ。
この少女を自分のものにしたい。
それだけだった。

「・・・行くよ・・・!」

少女が無言でコクリとうなづくと同時に、青年は童貞を失った。

クチュチュ・・・

(うわっ!?な、何だコレ?)

おいおい、コレはないでしょ、コレは・・・。
童貞卒業おめでとう啓太くん(長っ!)は、初めて体験する膣の感触に翻弄されていた。
自慰では感じられなかった柔らかくも締め上げる襞と膣口。
そしてこの何とも言えない愛液と混ざり合って感じる感触。
初めて味わう感覚に、啓太はただただ翻弄されるばかりであった。
ま、それも無理ないだろうけどね。
お忘れかもしれないが、彼の相手は『怪人』である。
それも美しい容姿を持つ女怪人である。
となれば当然、戦闘以外の作戦にも参加することもあるわけで・・・。
普段、オナってばっかりの啓太くんにはもったいないくらいの相手だったのである。
・・・説明してて何か腹が立ったので、後で石でもぶつけてやろう。

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