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世界の中心で平和を叫ぶ。
官能リレー小説 - SF

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世界の中心で平和を叫ぶ。 15

あ、タップした。
すると少女もようやく抱きしめるその手を離し、啓太はようやく新鮮な酸素にありつけた。

「・・・ぷはぁっ!ハーッ!ハーッ!」

かなり追い詰めれていたらしい。
乳攻めから開放されてもすぐには呼吸が落ち着くことはなかった。

「け、啓太さま?大丈夫ですか?」

今、気がつきましたよと言わんばかりの様子で介抱する少女。
それが心の底から心配してのものかどうかは言うまでもない。

「す、すみません!あんまり気持ちよくってつい・・・」

・・・わざとやっておいてよく言うよ。
幸い啓太に気づいた様子はないが。
仮にもご主人様をオトそうとするか、普通。
また啓太が同じ目にあわないように注意しとこ。
啓太の呼吸が落ち着いたところで、少女は再び『お願い』を始めた。

「あの・・・啓太さま?
 そろそろ・・・私を啓太さまのモノにしていただけませんか?
 その、啓太さまにシてもらったおかげで、もう準備はできましたし・・・」
「う、うん・・・」

モジモジと赤面しながら言う少女のその仕草は、まともな男なら確実に野獣と化していただろう。
絞め落とされかけた直後でなければ。
さすがの啓太も事実には気づかなくても、こんな状況で野獣になれるほど愚かでもないようだった。
とは言え、ぶら下げられたうまそうな媚肉を前に、逃げ出せるほど賢くもなかった。
悲しいかな、それが『漢』の性である。うん。
怪人少女がふとんに身を横たえ、足をM字開脚して主の帰還を今か今かと待ちわびている。
見事に広げられたその中央にはしとどに涙を流して泣いている魅惑のスリットが。

「う・・・」

啓太はその光景に吸い寄せられるかのように秘所の前に進んでいった。
すでに股間のイチモツは、今までの前戯でバッキバキに硬くなっている。

悲しいかな、今まで用を足すときだけに使われ続けた男性器が、それ以外の目的に今、まさに使われようとしていた。が。

にゅるんっ!

「あンっ!」
「あ、あれ?」

ちゅるっ、にゅるっ、

「あンっ!ふあっ!?」

・・・お決まりのパターンで申し訳ない。
どうやらうまく挿れられず、スリットをこすりまくっているようだ。
これも悲しい童貞の宿命だが・・・。
これ以上、恥をかきたくないのか、啓太のバカはうまく入れようと躍起になってスリットをコスっている。

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