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世界の中心で平和を叫ぶ。
官能リレー小説 - SF

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世界の中心で平和を叫ぶ。 125

そう言うのは紫ロングことオート・バルキリーとナイトメア・クルセイダーだ。
オート・バルキリーは長い髪をアップにしたバスタオル姿。
ナイトメア・クルセイダーは薄手の白い肌襦袢を着込んでいる。
オート・バルキリーのプロポーションも、鈴ほどではないがなかなかのモノである。
出るところは出て、引っ込むところは引っ込んだその身体は理想的で、バランスだけ見れば1番言い体をしているんじゃなかろうか。
しかし!ナイトメア・クルセイダーの水で透けた肌襦袢もまた捨てがたいものもある。
肌にピッタリと張り付く衣服、布越しに見えるピンク色の突起。
濡れた衣服がこれほどの色気をかもし出すものなのかと、啓太は着衣Hという新たなジャンルに目覚めそうになった。
しかしそんな啓太のスキを突いてにじり寄ってきた2つの影。
赤毛美女ことウルティマ・ビーストと唯一名前の知らないミニマム少女だ。
ウルティマ・ビーストは胸と腰にタオルを巻いた扇情的な格好、ミニマム少女はスクール水着をチョイスしている。

「た〜いしょっ!改造手術と身体検査で疲れてるだろ?
 オレたちがマッサージしてやるよっ!」
「・・・・・・・・・」
「うわっ!?ちょっ、何すんだよっ!?」
「マッサージだって、マッサージ!
 ほらほら遠慮すんなって!」
「わーっ!?」

2人は息の合ったコンビネーションで啓太を押さえつけてマッサージを開始する。
いきなり2人に襲われ、あわてた啓太は必死で抵抗する。

「あーっ、抜け駆けーっ!?」
「き、貴様、ウルティマ・ビースト!
 私を差し置いて何をしているっ!」
「イブ・ジェネシス!あなたも一緒になって何やってるんです!?」
「啓太さまが迷惑してるでしょっ!?やめなさーいっ!」


それを見て激昂した残りの4人が、啓太から2人を引っぺがそうとしてたちまち乱痴気騒ぎになる。
啓太は『やめろ』と何度も言って抵抗するが、6人の暴走は止まらない。
身体中に押し付けられる乳や尻、太ももなどの女の柔肌の感触に、啓太の意識は吹っ飛ぶ寸前であった。
このままHシーンに突入か?

「いいかげんにしろ、このバカモノどもーッ!!」

その時。6人を一喝する無粋・・・訂正、救いの声が風呂場に響いた。
啓太たちの振り向いた視線の先。
そこには全裸で仁王立ちする夢の姿があった。

「まったく・・・!ようやく仕事に終わらせて駆けつけてみればこの体たらく!
 鈴!空!おまえらはこういうときの抑え役だろう!?
 一緒になって何をしている!?」
「「す、すみません・・・」」

小さくなってしょげ返る親子。
そして怒りの矛先はウルティマ・ビーストたち4人に向けられた。

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