世界の中心で平和を叫ぶ。 13
「ふーっ、ふーっ!」
「あっ!?そこはっ!」
野獣と化した啓太青年、我慢ができなくなったのか、胸をもむのをやめて下に手を回し始めた。
ちなみに怪人少女は全裸のままである。
当然、下に回される手も直に触ることになる。
「ひぃああぁぁぁっ!?」
が、いきなり指を突っ込まれるようなことにはならなかった。
どうやら挿れる場所がいまひとつわかっていないらしく、手探りならぬ指探りで秘所をいじくっていた。
「あっ、けっ、啓太、さ、まっ!そこはっ!もっとぉぉっ!?」
触られる側はたまったものではない。
入り口付近に触れたかと思えば、今度はクリ○リスをいじられる。
かと思えば、今度は全然違うところを触られ、焦らされる。
予測不能な急襲に少女はなす術もなく、歓喜の悲鳴を上げ続けていた。
しかしその攻撃は唐突に終わりを迎える。
ツプ・・・
「はあぁぁっ!?」
啓太はとうとう挿入口を見つけてしまったのだ。
加減の知らない野獣モードの童貞が入り口を見つけるとどうなるか・・・。
結果は言うまでもないだろう。
ツプププ・・・
「ああああああああああぁぁぁっ!!??」
絶頂に達した少女が潮を吹きながら大声を上げる。
しかし、この叫びが予想外の快感を招くことになる。
「わっ!?」
いきなりの潮吹きと大声に驚き、我に返った啓太は、思わず秘所に突っ込んでいた指を曲げた状態で引っ張り出してしまったのだ。
絶頂で敏感になっていたところに、膣を引っかかれたのだからたまらない。
「ひやあああぁぁぁっ!?」
再び絶頂に達し、その綺麗な身体を快楽で痙攣させることとなった。
「ご、ごめんっ!大丈夫!?」
何もかもが初体験の童貞啓太は、あまりの反応に少女の身体を気遣うくらいのことしかできない。
オロオロするばかりの情けない主に、少女はイッたばかりだというのに、気丈にもあの優しい笑顔を向けていた。
「ハア、ハア・・・だ、大丈夫です、啓太、さま。
あ、あまりにも気持ちよくて、ハア、軽く、イッてしまったんです」
「ほ、ホント?」
「はい。ですから、あの・・・お気になさらずに続けてくださいませんか?
今、止められるとすごくツラいんで・・・」
「は、はい。がんばります」
・・・テクニックも何もない童貞野郎がどう、がんばるんだか。
それでも啓太は怪人少女の期待に応えるべく、知識を総動員して行動を再開し始めた。
まずはキス。イッたばかりの女の子は敏感になりすぎいているという、雑誌の知識からの行動であった。
「んっ・・・」
次に胸をもむ。ただ手を動かすだけではなく、今度は乳首をなめたりこすったりして少女の性感を刺激する。