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太陽の嘆き
官能リレー小説 - SF

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太陽の嘆き 5

そう叫んで海賊の一人が女に飛びかかると、負けるものかと次々に男たちの手が妖しい女へと伸びていった。
ガチガチになった巨根を肉厚な唇に突っ込むものや、ぶるんぶるんと揺れる爆乳の谷間に突き挿して扱くもの。穴が見えないほどの尻肉を使い扱き続ける男もいれば、白魚のような指を男根に絡めさせて扱かせる男たちもいる。
「お、女!?女のカラダ!やらけえ!気持ちいいぞお!!」
「はっはっはあっ!たまんねえ、なんて肉してやがる!?」
「ああっいいぞお!もっと扱け!そうだ、うめえじゃねえか?!」
そうしたなかでカルロスは女の股の間に仁王立つ。
じっとりと溢れた汁で濡れた毛が海草みたいにへばりつき、割り開かれた膣孔からはグチュグチュに熟れた肉がはみ出し男を待っていた。
誘われるままに船長が巨根を挿し入れると、低めの体温が心地よく包み込みヒダが絡みついてくる。
「おおぉおぉっ!?キツイくれえ絞めつけてきやがる!!へへっ、なんだよ。そんなにこれが欲しかったのか?だったら気絶するまで、犯し尽くしてやるよおっ!」
美女の尻肉を割り開くように鷲掴むと、カルロスはガンガン腰を叩きつけ巨根で絡みつくヒダを振りほどき、膣奥の子宮を押し潰すと踏みにじるみたいに何度も突き上げた。
ひんやりとした女の膣肉も男根に擦られることで熱く腫れ上がり、媚びるように絡み絞めつけ続ける。
ぶるんぶるんの肉粒がイソギンチャクみたいに男の巨根にまとわりつき、吸盤みたいに吸いついて奥へと招きよせ子宮が先端にくっつく。
他の海賊たちも、尻穴に擦りつけながら尻肉で扱いたり、生き物みたいに蠢く舌にしゃぶられたり、乳首を掴みながら谷間の奥にザーメンを吐き出したりと、好き勝手に美女の肉体を弄び味わい尽くしていた。
「ああ゛ぁぁっ!くそっ!なんだよこのっ、だらしねえ肉はよおっ!こんな尻じゃウンコするのも大変だろうがっ!?」
「おっぱいっ!おっぱい!!信じらんねえっ!?どんだけデケエんだよ、クソがあっ!!犯し尽くしてっやるからなあっ!」
「おい、淫乱め!一体何者なんだ!娼婦にしては愛想がないぞ!名前を言え!」
「そうだ!喘いでみせろ!誰の奴隷だ?主人はいるのか!」
「口が聞けないのか?口に突っ込んでもいないのに顎が外れたか!」
海賊の一人の口から疑問が噴出すると、他の男も口々に疑問を口にする。
男が抱いている女が人か魔物か誰も知らなかった。抱いた後で男が疲れ切ったところを短剣を手に襲われたり、眠らされて身ぐるみ剥がれるという悪事も、港町に出入りする彼等は知っていた。男にとって甘美な時間であると同時に、心の片隅には不安も渦巻いている。
劣情と不安感が渦巻くのを誤魔化すように、海賊たちは美女の身体を貪った。

「テ・ケリ・ア……イア・クトゥ……ア・トゥル・ル……テ・イア・イア……ル・ケリ・リ」
先ほどまでの歌声とは違う、低くて短調のより深い水底から響いてくるような祈りに似た歌が、目の前で犯されてる女の口から聞こえてくる。
それに合わせるかのように部屋全体が震え、染み出すように壁や床の表面に黒いゼリー状のヘドロが表れた。
イソギンチャクの触腕のようなものが伸びると、ウゾウゾと蠢いて海賊たちの周囲を囲んでいる。
「「ア・クトゥ・ル・ル……イア・テ・ケリ……ル・クトゥ・イア・ア……テ・ケリ・トゥル・ル……ル・イア・テケ・ルフ」」
合唱するように揺れる触手に響き渡る歌声。
悍ましいはずのそれらに囲まれている男たちは、それでも狂ったように腰を振り美女の肉体に溺れていた。
代るがわる美女の穴という穴肌という肌にザーメンを浴びせかけた海賊たちは、すっかりと精魂尽きてヒンヤリとした女の身体にもたれ掛かっている。
周囲の触手たちが弱った獲物を仕留めるかのように包囲を狭め先端を男たちに伸ばす。とその瞬間。
カルロスの腰の小袋から黄金の光が溢れだし、それに引き寄せられたかのように金貨の波が部屋の中へと雪崩れ込んできた。
黒いヘドロは金貨に飲み込まれ触手が溶けて消え、海賊たちのザーメンに染まった美女の姿が黄金の光に包まれる。
「ヲォォッ……ゥヲォオォォォッ!……テ・リリ、ア・イア・トゥ……ク・トゥル・ルゥ……」
あたりに深海のような静けさが拡がり、わずかに男たちの息づかいだけが聞こえていた。
そうして黄金の光が収まった後には、瑞々しさを残しつつも赤みがかった褐色に変わった肌と太陽の如き煌めきに染まった瞳、青黒い長髪を持つ美女の姿があった。
周囲には金貨もヘドロも残っておらず、いつのまに現れたのか夢の中の焦げ茶色の妖艶な美女たちが立っている。

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