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太陽の嘆き
官能リレー小説 - SF

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太陽の嘆き 3

「くぅうっ!?なんてキツさだ!?搾り取られちまいそうだぜ!」
「おおおっ!?なんだこれ、すげえ締まる!?」
「ああ、たまんねえ…!こんな気持ちの良い穴は初めてだぜ!」
男を受け入れることに慣れた膣内は柔らかくヌルついていて、侵入してきた男根を優しく包み込む。
さらに奥の方では子宮口が吸い付くようなキスをして、肉棒の先端をチュパチュパッとしゃぶってくる。
無数のヒダが愛液で濡れた竿に絡まりつき、カリ首の裏側にまで刺激を与えてきた。
あまりの快感に挿入した海賊たちはすぐに腰が抜けてしまい、動けなくなるほどの快楽を叩きつけられていた。
「おほぉおおおっ!ヤベエ!この女ぁ、名器すぎんだろ!」
「なんでこんなに具合が良いんだよ!今まで抱いたどんな女より最高だぜ!!」
「あー…たまんねぇ。ずっとこうしてたいくらいだ…」
海賊の人数分の金色の繭がウネウネと蠢く。中に閉じ込められた海賊はまだそれに気づいていない。
「おっ、どうした?急に締め付けが強くなったぞ?」
膣内の感触が変わり、海賊達は怪しげに思いながらも腰を動かしていく。
子宮口は不気味に伸びて、完全に先端と合わさっていた。それにより、射精をしても一滴も漏れ出ることはないだろう。
それほどまでに密着は強かった。
ドプンドプッとザーメンを美女の奥へと吐き出せば、絡みつくヒダが扱きあげて催促してくる。
キュゥキュゥッ絞めつける肉は柔らかくもキツキツで、女たちの伸びやかな四肢は優しいながらもしっかりと捕らえて離さない。

だんだんと男たちの精神と輪郭は曖昧に蕩けていって、美女との境目も消えて形無くドロドロの存在に成り果てた。
極上の美女を孕ませながら下劣な男の精を受けとめ、太陽な如き黄金を崇める心の隣に全てを求める欲深き傲慢さが鎮座している。
混ざりに交ざった混沌に満ちる精神が眠るように闇に落ちてゆくと、やがて甲板にて呆ける海賊たちの目に光が戻ってきた。
一見すると寝ぼけてるような男たちがノロノロと金貨を拾い集め、樽につめて蓋をしていく。
いつのまにやら側に浮かぶ海賊の船へと金貨を運んでいく彼らだったが、黄金に輝く両の瞳こそがただの夢ではない何よりの証であった。
「へ、へへっ!お、黄金だ!太陽が戻ってきたぞおおっ!!」
自らの船を金貨でいっぱいにした海賊達が歓喜に打ち震える。
しかし、先程見た奇妙で淫らな夢を思い出すと股間のイチモツが熱を帯びてくる。
「ああ、もう我慢できねえ!今すぐ女を抱くぞ!早く女を集めろ!」
海賊たちが大慌てで船内を走り回る。
その様子には先ほどまでの余裕など微塵もない。
だがそれも当然である。彼らの頭の中にはさっきまで見ていた夢の光景が焼き付いていたのだ。
あの女達を犯したくて犯したくて仕方がない。
だが、この船には女は居ない。一番近い陸地ですら到着には軽く3日はかかる。
錯乱した彼等はその場で素っ裸になり、勃起したチンポを振り回しながら女たちを探し始める。
我慢汁を撒き散らし、白目を剥いて雄叫びをあげる姿はとても正気とは思えない。
そうして船内を駆け回り続ける海賊たち。明らかに何らかの異常をきたしているのだが、誰もそれに気づくことはできない。
海賊たちの頭の中はもはや性欲一色に染まっており、それ以外のことなど考えられないからだ。

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