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セックスワールド
官能リレー小説 - SF

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セックスワールド 5

とりあえずエロが日常に成った理由は分かったがもう一つ調べて置かないといけない事がある。
いつ何処で何処まで求めて良いのかだ。
いくらセックスが日常的でも何か犯罪行為に該当する行動があるかも知れないからな。
俺は再び検索した。
こっちは簡単に調べる事ができた。
子供用の教材イラストがいっぱい出て来たからだ。
ざっくり言うと暴力行為や合意なきハードプレイ、割り込みや、周囲への迷惑行為等など。
まあ無理やりとか周りに迷惑になる事は止めましょう的なモノだな。
あとは野外や公共の場所ではとりあえず性器は必要以上に露出するのは控えましょうと書いてあった。
確かに町中でセックスしてる人は居たけど全裸で徘徊してる人は居なかったもんな。
それと妊娠した場合は遺伝子検査で父親をすぐに見つける事が出来るとも書いてあった。
子育て支援制度が充実しているので認知は希望者のみとも書かれていた。
だいたいの事は理解出来た。
時計を見ると小休憩をいれるのに良いタイミングだったのでトイレに行こうと思い席をたった。

「おや…?」

さてトイレに来たのは良いが俺は早速混乱する。
このビルのトイレは男女で別れていた筈なのに男女兼用に成っているぞ。
もしかしてと思いスマホで検索すると現在トイレや更衣室を男女で分ける事はしていないと出てきた。
性にオープンだからわざわざ隠す必要無いと言う事なのか…。
トイレの前でスマホを弄っていると普通に社長と後輩ちゃんがトイレに入っていき用をたすとそのままセックスを始めていた。

 俺も小便をしようと便器に向かうも、社長のチンポで喘ぐ後輩ちゃんを見ていたら、思わず勃起してしまい小便がし難くなってしまった。
 放尿に難儀していると同じフロアにある飲食店の制服を着た女性が入って来た。
 名前は知らないが通路で会えば挨拶する程度の関係なのだが、彼女は後輩ちゃん達のセックスにさして関心を示さず、俺に軽く会釈すると普通に個室へと入っていった。
 やはりこの世界のトイレではこの光景はごく普通の事なのだなと改めて認識させられる。

 さて今日の最初のお客様は、俺の記憶が正しければ18歳女性のアポイントがあった筈だ。
 安い女性専用物件を希望していたので『シェアハウスなどどうですか』と提案し今日はシェアハウス管理会社の担当者を紹介する予定だった。
 そのお客様のファイルを開く。
 うーん、やっぱり少し違うな。
 “希望:安くて、ヤリ易い物件”
 でも、シェアハウスの管理会社の担当者には既に話がついていることに成っていた。とりあえず予定通り行動しよう。

時間まで資料をまとめて待つ。
そして約束の時間になると客の女性がやって来た。

「あのー予約してた湯谷ですけど」
「あっどうもお待ちしておりました。こちらへどうぞ」

俺は担当顧客の湯谷恋乃香さんを相談室へと案内すると共に別室で待って居たシェアハウス担当者へ連絡を入れた。
ほどなくしてシェアハウス担当の彩園寺さんがやって来る。

「お待たせしまった。私がシェアハウス担当の彩園寺珠子です」
「あっ、はい。お願いします」

彩園寺さんは今しがたまでセックスしていたようで胸元が開け、太ももがタイトスカート下から漏れ出す精液で汚れていた。

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