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裏・処女搾乳物語〜BlackDays〜
官能リレー小説 - SF

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裏・処女搾乳物語〜BlackDays〜 87

基本的にここの研究棟内の生活空間には研究者か若しくはその家族しか入れないことになっている。

「こんな時間に静ちゃんとかが起きているわけもないし…アコーさんか誰かかな?」

研究者の生活に朝昼晩等あまり関係ない(ここら辺は何ら地球と変わりは無い)せいか、よく夜中にシャワーを浴びているアコー達と鉢合わせ(勿論相手は全裸)することも多々である。
とは言え、こう言う時は『親しき仲にも礼儀あり』…

「先客かぁ…もう少し他の所で待つか」

と篤志は後退りしながら部屋を出ようとした…その時

ガチャ!

「ふんふふ♪…んっ!」
「あっ!…」

浴室から全裸の少女が出て来たのだ。
しかも篤志にとっては見知らぬ少女…
その少女が裸のまま篤志をじぃ〜と見詰めているのだ。

『やべ〜どうすりゃいいんだ…』

篤志は頭の中で必死に言い訳を考える。
ところが少女は急に笑顔になると

「もしかしてお姉ちゃんの旦那さん?」

と篤志に話しかけてきたのだ。
「お姉ちゃん?」

「そう。あれれぇ?…間違い?」

スッポンポンなまま首をかしげるなぞの少女A。ここの棟には基本的に三人しかいないはず。
(オネエチャン?Oh、ネェチャン?)

意味不明な連想をひたすら繰り返している篤志…



「ごめん、お姉ちゃんの名前言うの忘れてたわ。エリス、エリス=シェドナーよ。」
「エッエリスさんの妹なの。俺、聞いてないよ。」
エリスにこんな可愛らしい妹がいる事に篤志はびっくりするだけであった。
「でっ君は名前は何て言うの。俺は篤志、林篤志って言うんだ。」
取りあえずエリスの妹に自己紹介してエリスの妹の名前を尋ねる篤志だった。
「篤志君か〜私はリリー、リリー=シェドナー17歳よ。」

全裸であるにも関わらず堂々と篤志に自己紹介するリリーであったが…
「リっリリーちゃんて言うんだ……あのさ〜え〜と〜」
篤志はリリーがエリス妹と知りリリーが裸であるのを思い出して顔を真っ赤にして上手く言えなくなった。

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